六十六錠目。 ページ34
陸奥「意外と早う来ちょったな…………」
「え?」
後ろを振り返ると真選組の人達がゾロゾロと来た。
坂本「A、おまんどうするんじゃ?戻るか戻らないか」
「………」
どうしよう………
近藤「A!」
銀「おい辰馬ァ!!テメェ俺のAに何か吹き込んだのかァ!?」
「待って私銀さんのものになった覚えないんですけど」
陸奥「そうじゃ、Aはわしのじゃ」
陸奥さんは許す。
坂本「わしらは何も言っちょらんぜよ!」
ほれ、A。と坂本さんに背中を押される。
え、え、何言えばいいの?
……………屋上の告白だっけ。
今日は皆さんに言いたいことがありまーすってやつ。
あれにしか見えないよ。
近藤「A、俺が悪かった!!お前のことを心配して……Aの気持ちを考えてなかった!すまん!!」
「!?」
突然土下座する。
土方「俺たちもすまねぇ。でも、テメェが足手まといなんじゃねぇ」
沖田「俺らはお前が好きだから、お前にこうやって言ってるんでィ。だけどA、お前を傷つけてしまったなら謝る」
…………………そうなのか。
「許しません」
冷たく言う。
「私は結局弱いに代わりない。けど、私は絶対に強くなります。だから……………また私と居てくれますか?」
辛いのはお互い様なんだ。
近藤「当たり前だろ!」
土方「ああ。もう絶対離さねぇから」
沖田「テメェがどこに行こうと、連れ去られようとも行ってやらァ」
私は真選組の人たちの方に駆け出した。
陸奥「良かったな、A」
坂本「おまん、Aが居なくなって寂しいんじゃないがか?グフッ」
陸奥「きさんが言うな」
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アオ - すっごい面白いです!更新頑張ってください!……後、3DSでこれ描けるんですか? (2022年10月9日 9時) (レス) @page15 id: 9d387cf6e2 (このIDを非表示/違反報告)
輪切りナタデココ - Sakuraさん» そうです!個人的にその話の所がめちゃくちゃ好きでして………あとネタがなかったんです() (2020年5月22日 13時) (レス) id: 930eadd208 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - これって薬屋の二巻のですよね!!この話で読みたかったので嬉しいです!!更新頑張ってください!応援してます (2020年5月22日 9時) (レス) id: 321ab1938b (このIDを非表示/違反報告)
輪切りナタデココ - 茶茶さん» 応援ありがとうございます!!これからも頑張っていきますね! (2020年5月17日 8時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
茶茶 - コメ失礼します!面白すぎて第一章から一気に読んでしまいました!これからも、応援してます!更新ファイトです(>_<)pp (2020年5月16日 22時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:輪切りナタデココ | 作成日時:2020年5月6日 20時