真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる 第弐錠目。【銀魂】

六十錠目。 ページ25

手を開いたりしてみる。

「体に痺れはない……腹痛とかも………」

食堂でご飯食べたいけどやめとこ。

私は冷蔵庫から鯖の味噌煮の缶詰と冷凍白米を出してチンする。



「嗅覚も味覚も異常なし………大丈夫っぽいね」

ゴミを片して庭に出る。

「うーん、薬草はもうちょっとかな……」

絶滅危惧種の花も元気そう。

食虫植物を飼いたい←

(作者はハエトリグサ(？)を飼ってます。ウツボカズラはﾀﾋにました)

皮膚サンプル置いたらどのくらいで消えるのか、薬とかを使って調べてみたい。

部屋に戻ると、

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

「はーい」

部屋の扉を開けると土方さんだった。

いつも以上に瞳孔が開いてる気がする。

ｷｨ……ﾊﾟﾀﾝ…………

土方「おい、ざけんな！！テメェ開けろ！！」

「嫌です！！怒られる未来しか見えない！！」

扉が内開きだからめちゃくちゃ体重をかける。

土方さんも負けじと体重をかけてくる。

少し扉に間が開くと足が隙間に入る。

あっ……

土方「A〜？」

「…………ごっ、ごめんなさいｯ」





土方「んで？体は大丈夫なのか？」

「あ、はい。味覚も嗅覚も異常なかったので。それでどうしました？」

土方さんに負けて部屋に招きお茶を出す。(綾鷹しかないんです許して)

土方「………お前のことについてだ」

いつになく真剣だな。

土方「体、治ったんだろうけど、しばらくテメェは仕事なしだ。調合とかはしていいが、病院の周回、見廻りとか一切なしだ」

……………え？

「な、何でですか！！」

土方「落ち着け」

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