【テニプリ】青学のツンデレマネージャー

不動峰 ページ20

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青学対水ノ淵中の準決勝は青学の圧勝に終わった



レギュラーたちは広い場所で集まっている



『次は…不動峰？』


確かあそこは暴力沙汰があったような…



河「不動峰中？！昨年の新人戦の直前、暴力沙汰で出場辞退した？」



どうやら記憶は間違っていないらしい



菊「オレあそこの顧問嫌い エラそうで」



乾「試合を見てきたけどまったく別物だったね」



スッ…とノートを開きながら言う



乾によれば、不動峰中の選手は全員新レギュラーで、部長以外はすべて2年生だと言う



乾「鍵を握るのは実質的に監督も兼任している部長の橘という男…」



『橘…？どっかで聞いたような…』


不「2年生にあの九鬼くんが圧倒されたって」


手「…」



すると複数の足音がレギュラーたちに近づく



桃「おいでなすったか」



みんなが足音の方を向くと、そこには黒いユニフォームが特徴の不動峰中レギュラー陣がいた



「手塚だな、俺は不動峰の部長 橘だ！！いい試合をしよう」


手「ああ」



額のホクロが特徴的の橘が手塚に手を差し出し、握手をした



そして不動峰と入れ替わるように竜崎先生がやってくる



竜「いいかい、決勝の不動峰戦今まで同じと思うんじゃないよ」


《はい！》


決勝オーダーが告げられる



ダブルス2 不二・河村


ダブルス1 大石・菊丸


シングルス3 海堂


シングルス2 越前


シングルス1 手塚



カ「やったー！！とうとう越前君のシングルスデビューだ」


堀「よーし！応援も気合い入れるぞ ファイ オー！！」



当の本人より嬉しそうな一年生たち



『いい友達もったわね』


越「別に…」



やっぱクソガキだわ、と心で思うA



乾「試合前のアドバイスだけど…」



そこまで言うとレギュラーたちは足首につけてあったアンクルを外していく


『言われなくともって感じね』



大「まさか地区予選で外すとは思わなかったな」



『予想外のことがあった方が楽しいじゃない』



竜「さぁ行っておいで！！」



いよいよ決勝が始まる

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