真選組、副長補佐(苗字)(名前)参る とか言わせたい…。 ページ5
in春雨
「ネェ、A。…僕の事本当に覚えてないの?」
『…うん。』
そんな目で見ないで欲しい。
悲しい瞳はもう懲り懲りだ。それが誰であろうと。
「まぁ、いいや。A大好きだヨ。」
こんなこと言われても、私はひきつった笑みしか浮かべられない。
私は、一体、これまでどれくらいの人間に迷惑を掛けてきたのだろう。
銀さん、沖田隊長を見返してやりたいという思いに付き合ってくれた。
近藤さん、私が我儘を言っても嫌な顔せず面倒を見てくれた。
土方さん、お兄さんみたいな存在で相談ごとに乗ってくれた。沖田隊長に追いかけられた時、助けてくれた。
沖田隊長、本当に困った人だ。首輪をつけようとするし、バズーカを打って来るし。私の中で一番苦手な人。
でも、いざ戦うとき先陣切ってどんどん粛清していく。私の中で憧れの人。
この人達の顔がグルグルと頭の中で回る。
私は記憶に抜けている所がある。忘れた記憶の中でも私は…。
私はどこに帰ればいいのか。
神威(悩んでる悩んでる。そっちの方が好都合だからネ♪)
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作者名:りん x他1人 | 作成日時:2018年6月22日 17時