【銀魂】俺が天使に恋をした【土方十四郎】

あ、こんなところにキノコのノートはっけーん★(威 ページ10

．


．

私は天使なんかじゃない＿＿

町の人が私のことを『天使』と呼ぶ。
攘夷浪士ですら言う。
攘夷志士も……
だけど、私は天使なんかじゃない。

いっそ天使なら、この身体を恨まないでしょうね。
貴方が私の前からいなくなることを笑ってみれるでしょうね。

A)……。

沖田)あ、Aー今日は宴会がありまさァ。

A)分かりました。すぐに準備…

沖田)しなくていいでさァ。すまいるですからねィ。

すまいる…
新八さんの御姉様がいらっしゃる所でですか…?

土方)A、行くぞ。

A)あ、はい。副長。

土方)………。

私は頑張って前を歩く副長についていった。
副長、歩くの速すぎます…。

妙)Aちゃんね＾＾

A)御初に御目にかかります。私は春田Aと申します。

妙)そんな固くなくていいのよ。私は志村妙よ＾＾天使ちゃん

また天使＿＿＿

違うのです。私は…

私は死期を刻々と迫られて、

怯えることしか出来なくて

貴方にはちゃんと自分の気持ちを伝えれなくて

仕事で御側にいさせてもらおうとしている

ただのズルい人間です。

私は愛する資格なんてないのですよ

近藤)かんぱーい!!!!!

沖田)あれ?Aさんは飲まないのですかィ?

A)私はお酒、少し苦手なんです。外に行きますね。

沖田)わっかりやした〜♪

沖田さん…もう酔っていらっしゃるのですね……。
私はお酒は飲めないし、臭いも苦手で、宴会の席は早々に失礼することが多い。

―ｶﾞﾗｯ―

そう言えば沖田さんは未成年ですよね?

私は外に出ながら思った。
外はもう日が落ちていて、寒い空気が身体にあたる。

A)もうすぐ冬ですね…

11月、12月、1月…
私の運がよければ生きていける。

だけど、私は…ここまで迫っても病気を隠して、貴方のいる屯所で黙々と働くしかできない。

―ｶﾞﾗｯ―

土方)A?

A)副長。珍しいですね、抜けるなんて

土方)あ、ああ…//

副長、赤いけど御寒いのでしょうか?
あ、そうです!
私がしているマフラーを…

土方)A?

A)お顔が真っ赤ですが、御寒いのでしょう?
私のマフラーを使って下さい。

土方)Aは寒くねぇのか?//

A)私は寒くなんてありませんよ。

嘘ですが、貴方が風邪をひくよりは何百倍もいいです

土方)あのよ…………

高)何が書いてあるんだｧ?→←沖)でも幕府の敵であるなら出るんじゃないですかィ?

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す