ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと武装探偵社の噂 ページ10

｢あの⋯⋯探偵と云うと⋯⋯?｣

掴み合いの喧嘩になっていた私達が
中島の言葉で少し冷静になり取敢えず椅子に座った

一体全体誰の所為だヨ全く←
私の所為じゃ無い事だけは確かだヨ､
うんうん(´ー｀*)←


｢探偵と云っても猫探しや不貞調査ではない斬った張ったの荒事が領分だ

・


・


・

異能力集団《武装探偵社》を知らんか？｣

｢ｯ!!｣


武装探偵社───

曰く､軍や警察に頼れないような
危険な依頼を専門にする探偵集団──

昼の世界と夜の世界､その間を取り仕切る
薄暮の武装集団



｢(なんでも《武装探偵社》の社員は多くが異能の力を持つ《能力者》と聞くが──)｣


天井付近を見ていた太宰が何かに気が付いた様な素振りを見せた

｢あの鴨居頑丈そうだね⋯⋯たとえるなら
人間一人の体重に耐えられそうな位｣

｢立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな｣

国木田は即返答した
流石職人である(笑)

と笑いそうになるのを心の奥で我慢した。←


｢違うよ首吊り健康法だよ知らない?｣

｢何あれ健康にいいのか？｣←信じた

いや､そんなの有るわけ無いでしょ
天然かヨ国木田君はヨぉ

とツッコミそうになるのを心の奥で我慢した。←

｢あの､嘘ですよね⋯⋯?｣

おずおずと中島は隣に座る私に聞いてきた

『⋯⋯⋯だと思うけど』

間髪入れずに真顔で返さなかった私を誰か褒めて欲しい


と口に出そうとしたが心の奥で我慢した。←

夜兎ガールと人食い虎→←夜兎ガールと第1回探偵社22歳組による茶番大会!!

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す