【銀魂】女隊士と愉快な仲間達８５

【番外篇】非公式だってサンリオになりたい ページ5

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「何でですか！！あー分かった！土方さんはサンリオは自分達のモノだけだと言いたいんですね！！」

土方「番外篇だからってあんまメタいことばっか言ってんじゃねーぞお前！調子乗んな！！」

「調子に乗ってんのは土方さんの方でしょ！サンリオは土方さんのではなくみんなのものです！！」

土方「そういう話をしてんじゃねーんだよ！！」

「どうして鬼兵隊がコラボできて女隊士の私がコラボできないんですか！！あの似蔵までもがサンリオらしくユメカワイイ感じになってんのに！！どうして！！」



畳に膝をついて、悔しそうにバンバンと叩いてやる。奥底に眠る感情を爆発させれば、自然と涙が溢れてきさえした。「コラボ出来なかった私達オリキャラを！！可哀想だとは思わないんですか！！」そう言って土方さんの胸ぐらを掴むが、それでもまだ「思わねーよ！！」とあしらわれる。



「私だってサンリオとコラボしたいんですよ！！クロミちゃんのコスプレだってしたいし！！マイメロディの擬人化にもなりたいし！！あーあ！！非公式だからってそうやって私を除け者にするんだあ！酷いなあ！！」

土方「知らねェっつってんだろしつけェな！！黙って自分で絵でも書いとけよ、それで満足しとけよ！！」

「私にそんなに画力があるとお思いですか！！」

土方「遂に画力無ェの認めやがったか！！」

「ええ何度でも認めてやりますよ！！だから非番をさっさとください！！」



そりゃ私に画力があったなら、自分を描いて好きなように動かせるが無理だからこの世界にいるわけで･･････なんて誰かの愚痴を混同させた言い分をごにょごにょと述べながら、最後のお願いをした。



「土方さんもキキララになりたいのならならせてあげますから･･････お願いします！！」

土方「却下」

「グァァア！！」



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