3995話 ページ14
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打ち合わせが平行線上に歩み始めた頃「あら、月詠」なんて日輪さんが微笑むものだから、本能的に振り返る。するとそこにはお久しぶりの対面であるツッキーがいて、思わず抱き締めようと猛突進──が、気付けば壁に顔面がめり込んでいて、額からはタラタラと血液が滑り落ちた。
日輪「おかえり。何か進展はあったのかしら?」
月詠「あァいや、何も」
小さく首を横に振ったツッキーは、近藤さんと土方さんに「すまんな、わっちらだけではまだ何の手掛かりも掴めておらんが、出来る限りのことはするつもりじゃ」と頭を下げる。
私は一瞬で復活して、恥や照れとは違った意味での赤面で「ううん、気にしないでツッキー!」と笑いかけた。
「協力して犯人を捕まえようね!そしたらご褒美にデートでも──」
月詠「で、何でぬしらが?」
日輪「晴太がね、依頼したのよ。まあ、要するに万事屋もこの件の捜査に協力することになって」
月詠「ほう、そうか」
スルースキルのレベルがカンストしているツッキーは、ふと思い出したように私を見る。漸くまともに視界の中心に収めてくれたので、晴太くんに渡されたタオルで顔面をゴシゴシと拭うと「そういやAに尋ねたいことがあるんじゃが」と腰掛けて煙管を蒸した。
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時