4023話 ページ42
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「あぢい〜・・・・・・溶けちまう〜・・・・・・、」
パトカーを運転する原田の隣で窓を全開にして項垂れている私は、かれこれ四本目の棒アイスを頬張っている。そろそろお腹を壊してもおかしくないのだろうが、それでもいいからこの暑さをどうにかしたいのだ。
「こんなに暑かったら仕事なんかする気にならんよなあ・・・・・・」
原田「普段から大して仕事なんかしてないじゃないスか」
「ンだよ喧嘩売ってんのか?太陽みてーな頭しやがってよう。見てるだけで暑苦しいんだよ」
原田「どちらかと言ったら見てるだけで涼しいでしょうよ。つか本人に言わせないでもらえます?」
「自分で言ったんだろ」
いつ見てもツルンツルンのテッカテカである原田の頭は、涼しくもあり鬱陶しいのである。太陽の光をモロに受けて反射しやがるので、見つめていたらこちらの目が眩んでしまうし。
「にしてもアンタのその頭、よく日焼けしないね」
原田「日焼け止め塗りたくってますからね」
「エッ、意識高いな」
本日は忘れたらしいのだが、いつもはバンダナも巻いている。意外にも日焼けへの警戒心の高いそいつに若干引きつつも、勝手に髪の毛がフサフサの原田の顔を想像して吹き出した。
「アンタは一生そのままでいてね」
原田「半笑いで人の顔見んのやめてもらえます?」
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堕天使(プロフ) - 桜匁さん» おはる!!!返信遅くてごめんね、ありがとううう!!!!!もう夏といえば強化合宿、よりも夏といえば金太郎で行きます女隊士は(白目)コメントくれるだけでとんでもなくうれぢいよッ心からいつもあじがどヴと言いたいらヴ、期待に応えられるように頑張りまくるね!!!!!! (2019年6月7日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - 私に出来るのは、これくらいの事しか無くて申し訳ないけれど、これからも更新頑張って!!! 毎度毎度の如く、応援してます!!! 最後に言わせて下さい。「この小説最高ッーー!! 尊すぎるうううう!!!」()。毎度の長文とお目汚し、失礼しました〜! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁(プロフ) - ててて、てんちゃん!!!!! ついに、ついに!! 続編おめでとうございます!!!! 相変わらず、神谷ちゃんが天使。通常運転でニヤニヤしてしまいました……!! 金魚の金太郎(三代目)ですね、私も取りに行きます。(真顔)。 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2019年5月21日 21時