３９２６話 ページ37
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「あー･･････お腹空いた」
隙あらば悲鳴を上げる胃袋と共に順調にミッションをクリアし、合計ポイントは二千三百まで上がった。そろそろ何かを交換しないかと二人に提案してみると、土方さんは「煙草」と即答。ニコチンが切れてカリカリしている彼を「却下」と一蹴すれば、舌打ちが聞こえ。
ふと夜神が持っていたペットボトル三本を見ると、土方さんのものがもう無くなっていたのに気付く。一人だけお弁当を口にしていないので、何とか水で誤魔化そうと消費量が半端なかったのだろうか。
「土方さん、水を交換しましょ。スポーツドリンクとか、あ、炭酸でも良いですね」
土方「要らねェ」
「でも喉乾いたでしょ？」
土方「だったら煙草が良い」
「それは臭いからダメです。やっぱ水だな、うん」
土方「要らねェっつってんだろ」
今にも干からびてしまいそうな彼を見て、頬を膨らませて口を尖らせる。おぶられている身だからこそ、熱中症などで倒れられては困るので、私は夜神にペットボトルをせがんだ。
「私の、飲んでください」
土方「いや、遠慮しとく」
「何でですか！分かった、今更間接キッスとか気にしてんですね！なるほどなるほど」
土方「そういうんじゃねーよ！テメーらの分を減らす訳にゃいかねェから言ってんだ！」
「言わせてもらいますけどそういう優しさ、それこそ要らないです！」
彼がそんな小さな事を今になって気にするとは思っていなかったけれど、どうしてもと言うのならこちらにだって作戦がある。
「分かりました、じゃあ口を開けて立ってもらえますか？私が土方さんの為に地面に降りて、勢いよくペットボトルを潰すので、発射された水を口で零さないように受け止めに行ってください。これなら良いでしょ？」
土方「どこが良いんだよ余計難易度上がってんじゃねーか！！」
ギャーギャーと文句しか垂れない土方さんに「私なりの優しさなのにぃ」と溜息を吐いて、ペットボトルを夜神に返そうとする。──が。
「アレ、ヤガミン？」
そこに、夜神の姿は無かったのである。
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堕天使(プロフ) - リョさん» こちらこそ、わざわざ読んで下さり、こうやってコメントを送ってくれてありがとうと言いたいです、感謝しかありません、、。嬉しくて嬉しくて、だいすきです。そのコメントひとつで頑張ろうって、改めて思えます、、これからもよろしくお願いします（；；） (2019年4月10日 1時) (
レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
リョ(プロフ) - 復活してくださってありがとうございます(T_T)これからもずっとずっと楽しみにしてます！更新、無理せずに頑張ってくださいね(^ ^)！ (2019年4月9日 20時) (レス) id: 7bd47f200d (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - てぃーえむさん» てぃーえむさんコメントありがとうございます、作者の堕天使です。！私自身もこの数には引いていて、というか、私が1番意味わかんないです、なんこれ。とてもとても腰が心配ですが、これからも更に腰が痛くなるような更新量を目指しますね、、（ハードル） (2019年4月4日 21時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 瑠々さん» 瑠々さーーーんッッ！またまたコメントありがとうございます！私もスピード大量更新をしていた時の自分に未練タラタラだったので、これからその自分に近付けるように頑張っていきたいです、こちらこそありがとうしかないですよ（；；）これからもよろしくです（；；） (2019年4月4日 21時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 橋本さん» ありがとう、、！いま抹茶ラテ味のキシリトール食って吐きそうです（？）とにかく沢山ありがとう！その気持ちだけでも充分嬉しいけど、時間がある時に！！！とても！！！とてつもなく暇だったら！！ね！それでいいから！！ね！！（図々しい）だいすき (2019年4月4日 21時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2019年3月31日 22時
