【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６９

３２８０話 ページ47

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☆ 桃太郎side ☆



沖田「おい」

桃太郎「うえぁ！？」



どこからともない隊長の声に、うたた寝をしていた俺はすぐさま飛び起きた。机に伏せていたが為に顔に出来た跡など気にせず、綺麗な正座をしてそちらを見ると「GPS」とアルファベット三文字を呟いた。



桃太郎「また姉貴関連ですか。どうしたんですか。姉貴がどうしたってんですか」

沖田「テメェ、ストーカーのくせに居所も掴めねェなんてストーカー失格だろ。そんなストーカーなんざやめちまえ」

桃太郎「何故怒られている！？」



謎の叱りも程々に、パソコンを開く。
そもそも沖田隊長の携帯電話でも、姉貴の隊服や携帯電話やゲーム機に搭載しているGPSからの発信を確認可能なのだが。それを言ってみると「充電器失くした」という一言が返ってきた。



土方「オイ百瀬」

桃太郎「うぉぁあい！なんなんですか次から次へと！！」

土方「GPS」

桃太郎「アンタもかっ！！」



何度も言うが、沖田隊長と同じように副長の携帯電話でも姉貴の居場所は確認出来る。一日に二度同じ台詞を吐けば「どれがどれだか分かんねェ」と機械音痴のお年寄りみたいな事を吐いて胡座をかいた。



桃太郎「っ、あれ？反応しないな、あれ」

土方「何やってんだテメェ」

沖田「お前の取り柄はこれだけだろーが、ゴミかよ」

土方「わざわざ此処まで来たってのに。最近たるんでんじゃねェか？」

桃太郎「もうイヤなんですけどこの職場！！」



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