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3190話 ページ5

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天井に謎のシミがあるのが見えた。

瞼を閉じてみても、真っ暗なのがなぜだか怖く感じて、すぐに開いた結果がこれだ。気になって仕方ない。

正確に言えば、気を逸らしたくて仕方ない。
上司も部下も生死を彷徨っている状況で、何も出来ずに動けなくなるなんて辛いだけだから、少しでも力になりたいのだけれども。動揺して散りまくる気が、一本道を歩かないのだ。



「・・・・・・」



そこまで視力が良い訳でも無いが、悪い訳でも無いので、丁度見えてしまうその謎のシミ。天井だから、そのままなのだろうか。いや、そもそもシミなんて気にするタイプではないな、アイツは。

推理が行き詰まり、これ以上追求しても悲しい結末しか待っていない事に謎のシミよりも早く気付き、どうしようもなくなっている。
この頭痛は、風邪によるものではないだろう。



「・・・・・・はあ」



辺りを見回せば、一見整頓されている部屋に思えるが、所々にアイツらしい謎の道具が目に入る。それはシミよりもよっぽど心が安らいで、よっぽど気が紛れた。

いつまで経っても回復する見込みのない私の体調。
いい加減、ケリを付けたい今回の事件。
全く目を覚ます気配の無い、部下。
ボロボロに壊れてしまった屯所。



「・・・よし」



ガンガンと頭の中から頭蓋骨を頭突きされているような痛みを、どうにか堪える為に手で押さえて起き上がる。
畳の上に投げ捨てられていた自身の上着を羽織って、自室に居るであろう我らが副長を訪ねに向かった。



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設定タグ:銀魂 , 女隊士   
作品ジャンル:ギャグ
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堕天使(プロフ) - 今回のシリアスは、話が話なだけに皆様の反応が心配で心配で、コメントを見るたびに励まされて頑張ろうってなって、なのに更新しないでコメ返もしないで放置して…反省します。これからもハラハラドキドキさせられるように、頑張ります!!!!よろしくお願いします!! (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 要約するとひたすらありがとうでいっぱいです。ありがとうございます。コメントが来る度にちらちら見てました(何故返さない)リクエスト、了解致しました、それこそ遅くなりそうですが気長にお待ちください…(頭抱え) (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 皆様、たくさんのコメントありがとうございます!そして、返信するのが遅すぎて一括でやるはめになってしまって申し訳ございません。一人一人返したいのは山々なのですが、連続で操作すると占ツク自体が重くなりそうなので今回は気持ちだけお家に訪問してるつもりで… (2018年3月19日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - 文字数ギリギリの長文失礼しました。 (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - タコおおお!!!名前がない隊士が死ぬのとは訳が違う!死なないでえ!またタコ男も含めた真選組のギャグが見たかったァ!これだけ長い小説だからこそ読者である私達もオリキャラへの愛が生まれて、死んだ時の悲しさが増すんだろうなって思ったよ。続編楽しみにしてる! (2018年3月6日 17時) (レス) id: 042eec4381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2018年2月10日 17時

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