3036話 ページ43
.
「げっ、プーさん」
プーさん「久しぶり、でもプーさんじゃないから」
楽屋の扉が開き、入って来たのは私との相性が最悪なプロデューサーさん。この二人の金稼ぎに利用されるのかと思うと、ぶった斬ってでも逃げ出したくなるが、コイツらのせいで捕まるのは御免なので極力目を合わせないようにする。
プーさん「伝説のユニット再来だなんて、話題になること間違いなしだな」
グラさん「ガッポガッポ」
「腹立つわー、何なんだよコイツら腹立つわー」
プーさん「日時は三日後にしよう。発表は前日にしてサプライズ感重視が良いかな」
「やめてくださいよサプライズとか。誰も求めてないし、興味持たれなかったらどうするんすか、私に恥をかかせる気満々じゃないですか絶対にやんねェ、腹切る」
グラさん「良いねサプライズッ!!きっとガッポガッポ!」
「お前はさっきから金のことしか言ってねェな」
私を置いてどんどん話は進み、日時から演出まで全てが決まった。「絶対に嫌です!!」と何度も叫ぶがまるでこの場に居ないかのような完全スルー。土方さん達には見捨てられるし、もう味方はゼロだ。
忘れているかも知れないが、私はあの派手な化粧を落としていない。早く落としたいし着替えたいし、兎に角部屋に引きこもりたい。絶望に打ちひしがれていると「Aせんぱーい!」と汗で髪の毛が程よく湿ったお通ちゃんが顔を出した。
.
223人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coco - 更新停止ですか?完結ですか? (2月9日 23時) (レス) id: 06148e6754 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ナギさん» ありがとうございます(´・ ・`*)お返事、すっかり忘れていました…嬉しい限りです!!頑張りたいと思います!! (2018年6月6日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - またまた読み返しております!やはり面白い!これからも頑張って下さい! (2018年1月28日 22時) (レス) id: 7e7c0f3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ハリ━━o(〇-〇 )さん» ありがとうございます、凄いと言うより暇なんです笑 一気読みしたらどれくらい時間かかるんでしょう??貴重な時間を一気に使ってもらうのも何だか申し訳ないので、それこそ暇な時にでもちょこっと見てくれたらそれだけでとてつもなく嬉しいです('∀'*) (2017年12月10日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ハリ━━o(〇-〇 )(プロフ) - もう64…本当に凄いなと思いまくる…いつかイッキ読みしたい (2017年12月9日 19時) (レス) id: 92f9620bcb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2017年12月2日 15時