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第四十一話:馬鹿とゴリラは足してもゴリラ ページ5

ゴリラ「ところで貴様!誰かに似ているな!アレ?誰だったっけ?」


銀時「馬鹿だな」


神楽「馬鹿アル」


妙「馬鹿ね」


新八「馬鹿ですね」


A「ゴリラだな」


銀時「Aちゃん、一人だけ違うから」


A「間違ってたか?」


銀時「ゴリラなのは合ってる」


神楽・妙・新八「同意」


近藤「何なのコイツら!?お妙さんはともかく、貴様ら!馬鹿にするのもいい加減に...」


A「...?」


近藤は改めてAの顔を凝視すると何かに気付いたのか目を見開きAを指差した。


近藤「お、お前はァァァ!?高杉晋助!!」


A「人違いだ、クソゴリラ」


近藤「ブフォ...!?」


勘違いした近藤の顔に石がクリーンヒットした。


銀時「ヘイ!ピッチャー!ナイスピッチ!」


A「巫山戯てんじゃねェ」


銀時「ブヘェッ!」


銀時の顔にも石がクリーンヒットした。


神楽「Aちゃんすごいアル!」


新八「Aさん...話進まないです」


A「話?なんの事だ、眼鏡」


新八「いえ、こっちの話ですから石を構えないでください!!」


A「フン」


いつの間にかAの襲撃から回復した銀時と近藤が再び対峙していた。


近藤「何なのアレ怖い...え、得物はどーする?真剣を使いたければ貸すぞ。お前の好きにしろ」


銀時「怒らすとヤベェんだからな...俺ァ木刀で充分だ。このまま闘ろうや」


近藤「舐めてるのか貴様」


銀時「ワリーが人の人生賭けて勝負できる程大層な人間じゃないんでね」


A「...」


チラリと此方を見た銀時とAは目が合った。目が合った瞬間銀時は自分の木刀を叩いた。その行動にAはある事に気が付いた。


A「...そういう事か」


Aが納得したのを見届けた銀時は視線を近藤へと戻す。


銀時「代わりと言っちゃ何だが俺の命を賭けよう。お妙の代わりに俺の命を賭ける。てめーが勝ってもお妙はお前のモンにならねーが邪魔な俺は消える。後は口説くなりなんなり好きにすりゃあいい。勿論俺が勝ったらお妙からは手を引いてもらう」


妙「ちょっ、やめなさい!!銀さん!!」


お妙が身を乗り出し止めようとした。それをAが制す。


A「黙って見てろ」


妙「でも...!」


近藤「ククッ...い〜男だな、お前」


銀時の言葉に近藤は楽しそうに笑みを浮かべた。


A「...」スッ


黙ってろと自分で言った傍からまた石を投げようとしたAは新八に止められたのだった。

第四十二話:卑怯者の心知らず→←第四十話:橋の下では頭上に注意しろ



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睡蓮(プロフ) - 凄い好きです!まだ続きって書く予定ありますか!大好きなので楽しみにしてます (4月18日 0時) (レス) id: 2fed559203 (このIDを非表示/違反報告)
緋南(プロフ) - 連夜さん» ありがとうございます!真選組との絡みも多く出来るように頑張ります!( ᐛ )و (6月19日 16時) (レス) id: 9f83c42f69 (このIDを非表示/違反報告)
緋南(プロフ) - 舞さん» 応援ありがとうございます!頑張らせて頂きます!( ᐛ )و (6月19日 16時) (レス) id: 9f83c42f69 (このIDを非表示/違反報告)
緋南(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!頑張ります! (6月19日 16時) (レス) id: 9f83c42f69 (このIDを非表示/違反報告)
連夜 - 応援しています。( •̀ ω •́ )✧真選組との絡み大好き!! (6月3日 13時) (レス) @page13 id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋南 | 作成日時:2019年7月14日 23時

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