【銀魂】銀髪ホストと黒髪上司。 2

48　[君という名の快楽に溺れ] ページ18

Aside




心臓がドキドキといつもより早く動く

脈が大きく波打つ。



あなたに触れられるだけで


その指先が私に触れるだけで


心臓が跳ね上がる



いつもと違う甘いキスに

私の体は坂田さんに溺れて…

彼が帰った後、なんだか寂しくなって




・




・









「俺の体を求める」


否定できない。



悔しいけれど。




あの人が私に触れると


私は快楽に襲われる。



自分でも怖いくらいに



可笑しいくらいに。




きっとそれは土方さんが恐ろしくて


その後だから。



という理由にして逃げたい





人間は嫌だ。



気持ちのいいものを求めるから。




快楽を求めるから。



このままいったら本当に溺れてしまいそうで


今もヤバイけど。


けど、あの人はホストで


何人もの女の人に
どれだけの台詞を並べたんだろう。


どれだけの女が溺れたのかな…


そう考えてそのうちの一人が私。



うわっ……やだ。



嫌だけど、否定出来ない自分が






もっと嫌だ



私ってこんな女だったっけ？




こんなすぐに溺れてしまうような…




安い女だっけ………？

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