殺 人 ゲ ー ム

ゲーム８ ページ8

[ヒビヤside]


メールを見て、僕は察した






そっか、モモは・・・








如月「・・・ごめんね、ヒビヤ君」







ヒビヤ「モモ！？」








恐怖で歪んだモモの顔を見て僕の足は動かなかった








包丁を持った手を上に上げ、思いっきり突き刺す








グチャッ！！








如月「ああああああああああああああああああああああああああああああ！！」









グチャッ！








何をしているのか分からなかった








ただ分かることは、モモが自分の目や鼻や腕お腹足を刺していることだけだった









如月「や・・・め・・・・・て・・・・・」









最後に向かったのが首









グシャッ・・・








血飛沫が僕の頬に当たった








ビリビリ・・・ベチョ・・・ビリ・・・・ブシャーーー！！









包丁で刺したあと、それを横に滑らせて最後には









ヒビヤ「あ・・・モモ・・・・そんな・・・・」








ゴロンと泣き顔をしたモモの頭が転がっていた









ヒビヤ「ああああああああああああああああ！！」







おかしくなりそうだ・・・・
これは夢？









ヒビヤ「夢だ夢だ夢だ夢だーーーーーーー！！」








何度叫んでも、モモが目の前で倒れていた








ヒビヤ「そんな！！嫌だ・・・・モモ・・・っモモーーー！！」








何度泣いたって何も答えなかった








鉄の匂いが充満したこの場所に、一人僕はその場に座り込んだ

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