殺 人 ゲ ー ム

ゲーム３１ ページ31

[キドside]




「・・・て・・・キド・・・・起きて・・・・！！」









キド「・・・んあ・・・・」









あれ？俺、なんでこんなところで寝てるんだ？









マリー「キド・・・」









キド「ま、マリー！！？」









マリー「うん、体大丈夫？」









キド「あ、ああ・・・」









どうして死んだはずのマリーがいるんだ？









シンタロー「よう・・・」









キド「し、シンタロー？」









ヒビヤ「やっと起きたんだ、まあ団長が最後だったからね」









如月「口悪いよ！！ヒビヤ君」









コノハ「・・・うるさい」









どういうことだ？
なんで死んでしまったあいつらが今ここにいるんだ？









まさか、ここが天国ってやつか・・・









カノ「いや、キドの考えることまるっきり如月ちゃんと同じだしwwwしかも、ここ天国じゃないよwww」









キド「う、うるさい！！天国じゃなかったらどこだっていうんだ！！」









アザミ「それを今から説明するところだ」









呆れ返ったような顔で柱の上から俺達を覗き込んでいた









アザミ「全く、お前らはなぜそんなに騒がしいのだ・・・」









キド「だ、誰なんだ・・・」









アザミ「私はアザミだ。そこのマリーの祖母にあたるかな。まあ私のことは置いといて」









柱から降りて俺たちの前に立つアザミ









如月「でも、まだセトさんとエネさん来てないですよ？」









アザミ「ああ、あいつらはいい。そのうち来るだろ」









マリー「・・・」









シンタロー「それで、お前が言ってたこの世界について教えてくれるんだろうな」









アザミ「もちろんだ。まずは、ここが異質な世界ということを理解しろ」









ヒビヤ「なんで命令口調なの」









アザミ「欺く、お前は知ってるだろ？カゲロウデイズのことを」









カノ「・・・っ」








アザミ「お前らは元の世界で殺されて、このカゲロウデイズに引き込まれた。そして、この世界のことを知った。そして、願ったんだ」









マリー「何を？」









アザミ「ずっと、この世界で楽しく変わらない日々を過ごしたいと」

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