殺 人 ゲ ー ム

ゲーム２９ ページ29

片手に拳銃、もう片手には自分のスマホ







あ「どうしたの？そんなに驚いた顔して」









キド「お前が、殺したのか・・・？」









あ「何のこと？」









キド「とぼけるな！！カノを殺して、お前何してんだ！！」









あ「怒るな怒るなwww」








ヘラヘラと笑っているとキドの顔はさらにきつく歪んだ
はは！！いいねえ、その顔









あ「もういいやー！！皆皆死んじゃえwww」









バンバン！！









ヒビヤ「・・・」








悲鳴の一つもあげずにヒビヤ君は倒れた
まあ、僕撃っちゃったし









あ「アハハハハハハハハハ！！キド、一つ言っておくね。このゲームの主犯はさあ・・・」









キド「っ！？」









あ「全部僕が仕掛けたんだーwwwだから、僕がこのゲームでの王様www」









そうだよね・・・
今まで仲間って思ってたのに、仲間殺しの裏切り者でしたーなんて、悲しすぎるよね









キド「くそっ！！」









キドは能力を使って姿を消す






それから、僕の後ろに周り僕の体を抑えた









キド「・・・許さない・・・・お前は絶対に・・・・なんで・・・なんで！！」









あ「うっ・・・」









キリキリと首を絞める









でもさ、キド









君は忘れてるよ









グサッ！！









エネ「団長さん、メール見ましたよね？王様の他に、家来があと二人いるって」









キド「・・・は・・・」









セト「そして、今カノとヒビヤさんが殺された。残るはキドと俺とエネさんってことっすけど」









いつものように話すセト









セト「・・・もう、終わりっす」









キド「なんでだよ・・・なんで俺らのこと・・・裏切るんだ・・・」









目に涙を溜めてキドは叫ぶ









キド「俺らは・・・・なか・・・・ま・・・だろ・・・・？」









そのまま崩れ落ちるように倒れ、二度と動かなかった









あ「・・・二人共、ここまで協力してくれてありがとう」









セト「・・・っいいんすよ・・・」









エネ「はい・・・」









あ「本当に、ごめん。あとは、任せていい？」









エネ「わかってますよ・・・この世界から、皆さん連れて行きます。貴方のことも、ちゃんと・・・」









あ「アハハ・・・それは嬉しいなあ・・。それじゃ、そろそろ君らも皆のところに行かなくちゃね」

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