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第11話 ページ12

突然笑う近藤に、顔を上げた二人


 


近藤「そんなこと言わなくとも、俺は最初からそうするつもりだ。
二人の気持ち、受け取ったぞ」


土方「・・・近藤さん」


あ「ありがとうございますっ!」


 


近藤は、笑顔で私に言う


 

近藤「Aちゃん、真選組はAちゃんの味方だ。
あ、もちろん隊士たちには言わんぞ。
今ここにいる奴らと、山崎だけには言わせてもらうが、いい?」


 


山崎くん・・・


 


あ「大丈夫ですよ?近藤さん、ほんとにありがとうございます」


 


近藤は、うんうんと頷いて、自室に戻った


 


沖田「・・・じゃ、俺も消えやすねィ。土方さんAを任せやしたぜ」



 


沖田はそう言って、向きを変えた


 

あ「お、沖田くん!ありがとうございます・・・」


 


Aの言葉に沖田の足が止まる
クルリと顔を向けた

そして、ニッコリと微笑んだ



 


土方「・・・・。なんとも、妖しい笑顔だな」


 


そして二人きりになった私と土方さん
土方さんは私の手を握ってきた


 


土方「あいつ、絶対何か企んでやがる・・・。気をつけろよ」


あ「え?・・・どうゆう・・・」



 

企んでるって・・・何を?


 


あ「・・・もしかして、幕府にばらしちゃうとか?」


土方「いや、それはない。もしそうだったら、もうとっくに言ってるはずだ。
言ってたろ、電話はすぐ切ったって」


 


私は顔を上げる



 

あ「・・・へ〜」


土方「なんだよ」


 


Aは土方の顔をじっと見つめ、ニコッと笑った


 

あ「土方さんって、こんな時にも沖田くんを信じてるんですね」


 


土方は咳払いをして、目を逸らす


 


土方「あ、あいつはッ///付き合い長ぇから、嘘か本当かぐれぇ
だいたいわかんだよ・・・」


あ「・・・なんで目ぇ逸らすの?」


土方「〜〜っ///」


 


Aは無意識なんだと思ってやがるが、
俺から見るAは、今・・・

上目使いで、直視なんてしたらからだが焼けてしまいそうで・・・・


 


土方「そろそろ寝るか!疲れてんだろ!?」


あ「う、うん」


 


それから土方は、「危ないから」と言って、
自室にAを入れさした



二年ぶりに、一夜を二人きりで過ごした

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 坂田銀時   
作品ジャンル:恋愛
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楓咲@陽菜(プロフ) - はじめまして!すごく心打たれました!こんな作品まってたんです( ̄▽ ̄)面白かったです! (2015年9月7日 0時) (レス) id: abe8f6f200 (このIDを非表示/違反報告)
のに - とっても面白くて大好きです!次の更新待ってます (2015年7月2日 21時) (レス) id: ab600aeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - twitter始めました!『@53_3yu』ですね。更新遅れててごめんなさい・・・ (2014年1月10日 21時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)
歌音(プロフ) - Twitterフォローしたいです! (2014年1月10日 9時) (レス) id: 35d1000f69 (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - (´・ω・`)(´д`)みたいな人s>確かに少し焦って更新してますね;誤字とかあるかもしれません(>_<) (2013年11月27日 11時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バドミユ | 作成日時:2013年3月30日 18時

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