貴『ムカつく、消えろ、ウザイ、死ね』赤○「黙れ」＿復讐恋愛＿

story.*･ﾟ９.:*・°☆. ページ10

「....は？」


涼太の顔から笑みが消える。









『いや、だから征君と付き合ったの』








そう言った瞬間、涼太ははっとして机をバンっと叩き立ち上がる。


「なんでっスか！？あんな事されたのに.... 」







まあ、確かに。
でも、勘違いしないで欲しい







『その関係に、愛なんて微塵もないよ』




涼太は？みたいな顔で首を傾げる。



「どういう意味っスか....？」








なかなか察してくれない涼太に少し苛立ちを覚えた。




『私は征君に復讐をするために付き合っているんだよ』



「....復讐........？」







そ、と言い食器を台所へ運ぶ。


『私は征君を絶対に許さない....』






「....＿＿っち…なん....よ＿＿て＿＿＿＿っス」





『ん？何て？』

「....っ！なんでもないっスよ！じゃ、食器洗っとくっスね〜」







....？


『あぁ、ありがとね！』






家事はあまり得意ではないからこういう時涼太がいると助かる。





あぁ....それにしても明日学校行きたくないな........

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