「助けて！兄が…「大好きだヨーーーーー♪」…シスコンなんです（泣）」

にじゅー ページ21

「誰だっ!!!!」


混乱する真選組


なんだ、どこから射撃したかも特定できないのかヨ







貴方「なぁんだ、期待はずれー」

私は口を尖らせてそう言った



すると





「何が期待はずれなんですかぃ」

男に刀を向けられた



貴方「あちゃー。私としたことが背後とられちゃうなんてネ」

私は余裕をよそおって




貴方「ｹﾗｹﾗ 楽しませてくれる？」

グシャッ


男の刀を握った


「なっ…」

「うごかねぇ…」



貴方「ちょっと顔を拝見させてもらうよ」

私はそういって振り返った





貴方「!!!」

私の目に映ったのは年近そうな栗毛の少年




「だれなんですかぃ？」

私は興味がわいてきた


だって私の周りに兄以外に年の近い人なんていなかった

しかもこれだけの強さを持っているなんて…




「ぅらぁ！」

ブシュッ

貴方「いったぁい」

男は隙を見て私の手から刀をぬく

その衝撃で私の手から大量の血が流れる









貴方「…私夜兎ヨ。警察になりたくて星から来たネ。だけど此処に来たばかりでどう入隊させてもらえば分からなかったヨ」



貴方「この力見せればきっと雇ってもらえると思った」




貴方「ね、お願いヨ…」

私はわざと言葉を夜兎の星風になまらせそう言った



「ﾌﾝ うさんくせぇやつ」

そういって男は後ろを向いてどこかへ行ってしまった








「何してんですかぃ？さっさとついてきなせぇ」

貴方「♪!!!」




貴方「ありがと＾＾」




私はどうやら







上手く潜入できたようだ







〜その頃〜

ざわざわ



高杉「…あいつなにやってんだぁ？」


高杉「大丈夫なのか？」


高杉「助けに行くべきか？」







心配性な高杉君でした★

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