【FNAF】イル子、イラナイ子【喧嘩松】

30.変な形だけど ページ31

…ミニフレディを連れて家の中に入る。






変な形だけどただいま、我が家。







《此処がAの家？凄い古風だけど嫌な感じは一切しないね。》








『でしょ。この家自体は悪くないんだよ。居心地良いし…でも、兄が居たから…ボクは居心地わるくて出てったの。これ以上…嫌な思いしたくなくて。…とりあえず入ろうか。玄関で突っ立ってても意味は無いからね。』








《うん！Aのママに初めて会える！》








嬉しそうにミニフレディがそう言った。可愛い←







中に入っていって、居間に行くと母さんと父さん…あと店にいる二人を除く他の兄達が居た。








『ピザをお届けに参りました。ハムグラタンピザでございます。ご注文の品は届けましたので、私共は失礼致します』








「A…、随分立派になったのねぇっ！」








母さんが涙を流しながらそう言った。







《あの人がAのママ！？もう少し若いと思ってた！》









うん、ミニフレディ…少し失礼だわw








「A、ごめんなさい。」









何で…母さんが謝るの？









『え、何で…？』








「息子(ニート)達から話は聞いたわ。馬鹿息子達がAに嫌な思いをさせた事とかね。ほら、ニート達！言いたいことがあるんでしょう？」








「A…ごめん！」








「俺ら餓鬼だからAばっかチヤホヤされてんのがうらやましくて…Aを傷付けてしまった！」








…餓鬼なのは今でも変わんねぇんだな。謝れば許されるとでも思ってるんだろうね。







「許されないの分かってマッスル！でも、僕達が反省してるっていうことはわかって欲しいっす！」









「A…酷いこと言ったり殴ったりしてごめんね！ｸﾞｽﾞｯ」









4人の成人男性は泣きながらそう言った。
ふぅん、まだ成長はしたんだ？









『…で？』









《Aをイジメた事反省したから何？仲直りしたいとか？》








「仲直りしたい…けどっ！Aは…許してくれないだろうから！僕らは許されない事を何度もしたからっ…」








「許されなくてもいい！謝るだけ謝らせて！」









赤い人ときいろい人はそう言った。
やっぱ兄弟って似るんだね…チョロ松と同じ事を言ってるよ…









　

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