【歌い手】幽霊に好かれる体質の少女【実況者】

●20人目○ ページ22

●モトキside○





『僕の身体にはね、盗聴器と位置情報を発信されるものが埋め込まれてるんだ。最近ね、あのクソババアとクソジジィが無理やりね…麻酔もしないでナイフで裂いて入れやがったんだよ。
はは、いてぇどころじゃなかったわwでさ、あいつらはさ、僕の親じゃなくて偽なんだよね。』








マサイ「偽？どういう事？」









『んー？あいつらは僕の本当の親を自害と見せ掛けて殺したんだよ。崖から落としてね。ぐちゃぐちゃ死体を見た時母さん達が自害したことでないことはひと目でわかったし、この盗聴器さ…向こうの声も聞こえたりするんだよねぇw本当、あいつらアホだわwww』








【本当アホだよねーw「あの夫婦を殺して正解だった」なんて呟くなんてww】









最低…。お金のためにそこまでする？普通







【犯罪者にとって普通なんじゃねぇの？だから強盗とかあるんだろ】








確かに…犯罪者からしたら普通なのかもしれない。








『…犯罪者の娘…という事でまーた僕は独りになるのさ。ま、別にさ、いいんだけどね。人間関係も断ち切られるしwあの忌々しい女とあいつらからも離れられるし…僕にとっては好都合。
ふふ、だからさ…アンタらも僕にもう関わらないでよ。鬱陶しい。』








これが…狐にゃさんの本音。人を見下すような顔をしてる…







ダーマ「…独りになってどうすんの。」







シルク「てか、忌々しい女とあいつらって誰？」









『確か歌い手？だっけ？w僕は近づいて欲しくないってのに近づいてきてさwんで、怒られたら泣いて…ふふっ、そんなにあのオヒメサマが大切かねぇ…泣いたから僕が悪者ってさ。ぺけたんさんとかもそう…面白いよね…ふふふ。どうせなら彼らの言う通りに消えてやろうかとも思いましたよw彼らは僕に「死ね」とまで言ってきて…』








クスクスと狐にゃさんは笑っていた








『あらあらまあまあ偶然必然どちらでしょう？wなあ、ぺけたんさんよぉ』








ギロッと扉の方を睨む狐にゃさん。
扉の方を見るとぺけたんがいた。







ぺけ「何で水侍さんが！？梨奈ちゃん傷付いてるのに謝らないやつが何でメンバーと居るの！帰れ！」








『帰りますよwアンタみたいなクズと一緒にいたくないんでね！零！心都帰るよ』







【はーい】









ぺけたんのあんな大声も狐にゃさんのあんな怒りの籠った声も初めて聞いた








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