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24* また子に会いました ページ25

「え、ちょっと、晋助さ、」

高「おい、また子はいるか」

「…えっ」


彼女の手を引きながらずかずかと船へ乗り込む高杉。
為すがままにされていた彼女だったが、
高杉が“また子”と名前を出した瞬間彼女の目は輝いた。


?「晋助様ァァァ!!
おかえりなさいっス!! ……アンタ、誰ッスか」

高「迷子だ。訳あって連れてきた」

「は、はじ…はじめ、ましてっ、」


高杉が呼んだ瞬間、何処からともなく光の速さで現れた金髪の女の子。
真っ赤な服から露出する白い肌。少し色気漂うその身なり。

あまりに驚いたため、盛大に噛んでしまった。


ま「か……っ」

「、…?」

ま「可愛いィィッッ!!!」

「え、っうわぁ!」


すると、いきなり高杉の手が離れる。…いや、また子が抱きついてきた事によって、ばちんと離れてしまった。
勢いよく突進したまた子のおかげで、幾分かAは後退する。


高「また子、お前に頼みがある
そいつと、江戸へ行って服を買ってきて欲しい」

ま「服…ッスか?」

高「あァ…そいつァ、Aっつーんだ
聞けばその洋服しか持ってねーみてーでよ
こいつの服を探すのを手伝ってやってくれねぇか?」

「え、そんなのダメです、晋助さ、」

ま「喜んで!! 任せてくださいッス!!
じゃ、早速行くっスよ、A!」

「え、ええ!?」


キセルをふかす高杉に二つ返事で了承したまた子。
そして、そんな彼女に引っ張られるA。

困った顔で高杉を見れば、いくらでも買ってこい、と言われて困ってしまった。





ま「改めて、私は来島また子ッス!
また子とでも呼んでくださいッス」

「Aです! きょ、今日はよろしくお願いします」

ま「もう〜可愛いッスゥ!!
今日は何でも言ってください!」

「は、はい…?」


どぎまぎとお辞儀をしたAに悶絶するまた子。
どうやら、Aのようなタイプが好きらしい。

目がさめるような金髪をなびかせて多くの人が出入りする呉服屋へと足を運ぶまた子。

戸惑いながら、そんなまた子に着いて行ったのだった





((鬼兵隊だけど、こんな所に来ていいんだろうか))

((Aー? これ見てくださいッス!))

25* 服を貰います→←23* 手を引かれます



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おそらまめ@個人経営(プロフ) - 若葉さん» ありがとうございます!沖田くんは神の上ですね!(は?) (2020年3月15日 1時) (レス) id: a071833898 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - この作品は神です! 沖田くんは神神です!(?) (2020年3月14日 23時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ@個人経営(プロフ) - Dsloveさん» 歩きスマホしちゃってますね。すいません、ご指摘ありがとうございます、、、 (2018年9月11日 23時) (レス) id: 0b0bec3b96 (このIDを非表示/違反報告)
Dslove(プロフ) - 歩きスマホですか? (2018年9月11日 22時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きですもし今後他の作品を作る予定があったら銀魂の銀時か高杉の姉か妹がワールドトリガーかアニメKか転生したらスライムだった件の世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さい (2017年10月29日 12時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おそらまめ | 作成日時:2016年8月31日 23時

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