14話 九条先生と銀八先生と新婚？�� ページ17
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「た、ただいま」
『お帰りー。仕事お疲れ様ー』
荷物を渡すと片手で組紐を解き、長い紺色の髪をおろしてこちらを向いた。
『えーっと……お風呂にする？そいともご飯が良い？』
恥ずかしいのかちょっとだけ頬が赤い。
え、これってガチじゃね？Aの事だからどーせ嘘だろとか思ってたけどこれガチじゃね？え、マジで？もう俺心臓バックンバックンなんだけど。
『そいともさ………』
キタキタキタキタ!!!!!!
え、マジで！？絶対に前言撤回なんて言わせねぇ!!!!
『うちのマッサージする？』
「Aのマッサージす……え、マッサージ？」
『うん。マッサージ。せん？てか、して欲しいなぁ』
清々しいくらいニコニコとした表情で俺の期待を裏切ったA。
『おーい。聞いとるー？だーんーなーさーん？』
「……なんでマッサージなんだよ!!!!今の流れどー考えても違ぇだろ!!!! お風呂にする？ご飯にする？それとも…ワ・タ・シ？が定番だろ!!!!!!男としての純粋無垢な心を返せ!!!!」
『うち銀時とキスとか〇〇〇スとかしたくないし。ズッコンバッコンとかしとーないし。旦那は奥さんを労う為に働いて身を捧げるのが仕事なんよ』
「そんな新婚生活あって溜まるか!!それただの下僕じゃねぇか!!」
うーん、と唸ると『じゃあもっかい言うね』と言う。
『お風呂にする？マッサージする？そいとも……うちの腰や足を揉みほぐす？』
「言い回し変えてるだけでマッサージ2つになってるじゃねぇか!!……まぁ、そん中だったら風呂だな」
『ホントにそいで良いと？』
「え」
『もうここには戻って来れんよ？考え直すなら今の内やけんね？言わば、ここが運命の分岐。人生の…クロスロード。未来を決めるTurning Pointはここだよ』
「それも言い回し変えてるだけじゃねぇか!!意味ほぼ一緒なんだよ!!あとびみょーに発音良いの腹立つな!!」
『ほら、うち教師やけん』
「保健教師だろ!!」
またも『うーん、』と唸るA。そして『最後の質問ね』と言う。つーか、新婚どこ行ったんだよ。
『銀時は″す″とだけ答えてね』
「……おう」
『じゃー、酢飯はご飯と何ば使って作る？』
「酢」
『ツバメの？』
「巣」
「銀時はうちのマッサージをしたいで…？」
「……す」
『せーかーい!!…とゆーことで、マッサージお願いしまーす！』
……うん。コイツに何言ってもダメだな。
「するから先に風呂入らせろ！俺もうクタク『あ、風呂沸かしとらんけん先ご飯ね』じゃあ風呂にするか聞くなよ!!!!」
続く (更新停止中)
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睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - C7U.さん» ありがとうございます！コメント2回目ですよね！？嬉しいです！今作も頑張って書きますね！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 59dd10e08e (このIDを非表示/違反報告)
C7U.(プロフ) - 今作もとても面白かったです！本編もpixivもいつも楽しみにしています！これからも頑張ってください！私もこんな小説が書けるようになりたいです！ (2021年8月16日 17時) (レス) id: a0eb48f8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時：2021年8月13日 0時
