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煩悩三 ページ4

屯所の自室に入った途端涙が一筋だけ頰を伝った。あんなに泣きたかったのに、感情が止めどなく溢れてきて、詰まったみたいに排出口から吐き出す事が出来ない。
怒り、悲しみ、悔しさ、苦しみ。
色んな感情がせめぎ合いはじめる前にと、マフラーを投げ捨て、障子を閉めて山崎が敷いてくれている布団に入る。
だが周囲と壁が出来ても、怒りも出来ないし、泣きも出来ない。俺に、そんな資格は無いのだから。

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設定タグ:銀魂 , 銀土 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:シチ副長 | 作成日時:2018年1月4日 19時

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