穏やか組には恐れ入る ページ13
「小塚くん!」
「あ、アーヤ」
久しぶりだねぇ…と小塚くんが呟く様に言う。
「アーヤ、今日KZ集合あるんだけど来れるかな、急でごめんね」
「もちろん!」
「KZ集合、
最近掛かってなかったから、みんなKZのこと忘れちゃったのかと思った…」
高校生になって、若武や上杉くんはZに入り、寮生活で忙しいみたいで……
結局、高校生になってからは集合が掛からないまま。
そんな時、ある一本の電話が入ったんだ。
「そんなわけないよ」
そう言って穏やかに笑っているのが、私からでも聞こえる。
小塚くんと一緒に居ると、いつも穏やかな気持ちになれるんだ。
「そう、だよね…」
生き甲斐であるKZが、このまま消滅しなければ良いけど…。
小塚くんは、いつもの若武の家に集合で、時間を私に教えて、電話を切った。
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雲雀 - とても面白いです…!!!続き、楽しみにしています。 (2020年8月8日 18時) (レス) id: d9b533d589 (このIDを非表示/違反報告)
サファイア - この続きないんですか?絶対面白いと思うんですが? (2020年8月1日 8時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美颯&まや x他1人 | 作成日時:2020年7月26日 11時