20 ページ22
ーさとみ宅にてー
家に帰ってきた瞬間、疲れがどっときて、ソファに寝転がった。
『あ〜、なんか疲労が...。疲れた〜!』
さとみが隣に座った。
さ「大丈夫か?...そんなことより、すとぷりのファミリーになってくれてありがとな。」
『...ありがとうなんて言われる筋合いないよ。それにね?私がすとぷりのファミリーになろうって決めたの、さとみの言葉があったからなんだよ?』
さ「俺の?なんかあったっけ。」
は。
『...ひど。』
さ「ごめんごめんw栞の人生は栞のものだ。栞の好きなようにしな。でしょ?」
『当たり。本当に私はこの言葉に救われてたんだよ。...あのさ、さとみ。』
さ「何?」
『生まれてきてくれてありがとう。生きてくれてありがとう。私と出会ってくれてありがとう。本当に本当にありがとう。さとみがいたから私はここまでこられた。全部、さとみのおかげだよ。ほんっとにありがとう。今までも、これからも、大好きだよ!愛してるっ!』
さ「...お前さぁ、泣かせんなよ...。かっこわりぃじゃん...。」
『なにいってんの。さとみはいつでもカッコいいよ!』
それにね、私も、泣いてるんだよ。
おあいこじゃん...。
さ「栞。」
『ん〜?』
さ「俺も、栞がずっとずっと大好き。愛してる。これからもずっと隣にいてください。」
『もちろんっ!』
お互いに涙は消え、笑顔になっていた。
そして私たちは、口づけを交わした。
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちごチョコ。.:*:・'°☆ | 作成日時:2021年7月26日 17時