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君澤が、教室に戻ろうとした時生徒達が外に急いで出ていくのを見つけ、上がりかけた階段を降りてみんなの後を追いかけた。
みんなの視線の先を見ると、屋上の縁に立つ若林。

そして、前に視線を移すと明智達がカメラを構えて見物をしていた。

君澤『ねぇ…なんなの?これ?…若林何してんの』

君澤が明智達に近づき問いかける。

明智「まぁ……面白いこと」

不気味な笑みを浮かべて若林の方を見た。

若林も屋上から明智たちの方を見てあの日持ちかけられた話を思い出していた。

東条「俺らかけやってんだよ」

「誰が原田辞めさせられるかって言うな」

東条「エントリーしない?」

東条が若林に問いかけた。

若林「どういうこと?」

東条「そのままの意味…」

若林は恐る恐る東条達に聞く

若林「勝ったら…なんなの?」

東条「勝ったら…そうね…」

笑いながら若林の腕を伝って上がっていく東条の指。

東条「お前の言うこと…なんでも聞いてやるよ」

東条の指が若林の肩に来た時、若林が自らの手で東条の指を弾いた。

若林「べつにない…」

東条「まっ、俺らも昔の友達にやりすぎたみたいなところあるからさっ」

明智「まぁ…ただの遊びだからさ……」

明智がそう言うと若林は

若林「いいよっべつに…」

明智は少し驚き

明智「即答…? やる気じゃん…笑」

若林「全部どうでもいいし…」

そう言って自分のバッグをきつく抱きしめる。

東条「じゃあ辞めさせ方は自分で考えろよ…かけなんだし…」

明智は怪しい笑みで若林を見つめた。
若林のななめ前にいた君澤が口を開く。

君澤『…今が変わる時なんじゃない?』

君澤が、発した言葉に明智も東条も疑問を浮かべる。若林だけが君澤の言葉に反応した。

君澤『……誠意ってやつ…先生に見せてあげな』

若林は、、下を向き何かを決意したように手をぎゅっと握った。

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ぱみ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!リクエストもお待ちしております! (2019年6月3日 0時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 番外編、とってもおもしろかったです! (2019年5月19日 23時) (レス) id: 01167813ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 匿名さんさん» ご指摘ありがとうございます。修正致しました。 (2019年5月9日 22時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - 9のところレズビアンですよ 勝手に口出ししてすみません (2019年5月7日 9時) (レス) id: a77687e7d9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - summer1374さん» ご愛読ありがとうございます!よかっです笑笑 また、リクエストがありましたら…よろしくお願いします! (2019年5月6日 17時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年4月20日 23時

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