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修「あ、Aさん」



『!修?どうしたの、こんな時間に…って、まさかずっと起きてたの!?』



修「す、少しAさんの記録を…」



『直前に詰め込むのはあんまり良くないよ〜?ほらほら、中学生はもう寝る!!』



修「Aさんも起きてるのに…」



『私は一回寝て目が覚めたの!…修もホットミルク飲む??』



修「!お願いします」



『じゃあちょっとお話しようか〜!何か聞きたいことある?』



修「…えっと……Aさん、ここの食器位置とか詳しいんですね」



『そんなこと!?!?!まぁ私、昔は玉狛にいたからね〜』



修「!?」



『桐絵や迅くん、レイジさんなんかは結構長い付き合いだよ。…お兄ちゃんもね、昔は戦闘員だったんだよ』



修「え、そうなんですか…!?」



『すっごく強い弧月使いだったの!誰よりも丁寧で、繊細で…才能に溢れてた。私、全然勝てなかったし』



修「Aさんが…!?…その、どうしてオペレーターに…?」



『…私のお父さん、黒トリガーを残して死んだの』



修「!!」



『…お父さんはすっっごい明るくて、強い人でね。私やお兄ちゃんがA級まで上がれたのもお父さんに基礎から教えてもらったのは大きいと思う。……お父さんが死んだ後…お兄ちゃんは、私を守るようになった』



修「守るように…?」



『今のお兄ちゃん、ちょっと過保護でしょ?』



修「そ、……そうですね…」



『…昔はあそこまでじゃなかったの。普通の仲が良い兄妹…くらいだった。だけど、お兄ちゃんはお父さんの代わりになるみたいに私を守った。送り迎えもして、男の子は近づけない…みたいな。…お母さんが倒れてからは……更に』



修(!…Aさんも冬夜さんも今より小さかった時にそんなことが続いたら…確かに冬夜さんはAさんを守ろうとするかも……)



『…オペレーターになったのは、「私を守るのに最善な場所」だったから。何でもあの人、私を1番に考えちゃうようになっちゃって。……私も、みんなも…オペレーターへの転向は何度も止めたんだけど、聞いてくれなかった。仕方がないから今の雪平隊が出来たの』



修「…冬夜さんは……本当に、Aさんが大切なんですね」



『うん。私自身、そう思う。……だけど、今回のは間違った「守り方」。さすがに理解は出来ない。…ごめんね、ランク戦前で忙しい時に巻き込んじゃって』



修「!いえ…!!…でも、勝ちます!」



『!…やれるもんなら!!』ニッ

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わをん - 更新頑張ってください。楽しみにしてます (2022年1月3日 0時) (レス) @page31 id: fa23c175aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜花 | 作成日時:2021年9月6日 18時

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