A級9位「雪平隊」は兄妹チームらしい【WT】 (ページ39)

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サイドエフェクトページ39

修「頭の回転が速い…っていうのは…？」

『えーっと、そのままの意味なんだけど…とにっかくお兄ちゃんは頭が良いの！情報の分析能力も処理能力もピカイチで指示もほぼ完璧！つまり、オペレーターに凄い向いてるんだよ。そのサポートが私一人だけに注がれてるからさ、そりゃまぁ他の隊より私は動きやすいわけだよ』

修「なるほど…だから雪平隊は2人だけなんですね。冬夜さんの技術を駆使するために…」

『いや、お兄ちゃんが他の人は入れたくないって言ったから！』

修「！？」

空「冬夜さんらしいな」

木「アイツはAしか見えてないからな」

『そんなこともないと思うけど…お兄ちゃん、女の子には基本優しいしね』

木(Aの周りの女子に怖がられたら嫌われと思ってるからな…)

『…遠征……お兄さんと友達を捜しに行きたいんだっけ？』

雨「！はい…！」

空「あと、レプリカもな」

『そっかそっか。……遠征かぁ〜…』

木「お前達、今期の遠征は目指さないんだったな」

『うん、でも負けるつもりは無いよ！』

木「分かってる。…でもお前、半年ちょっと前は遠征行く気満々だっただろ」

『！……あ〜…まぁ……私はね』

修「そうなんですか…！？」

『…遊真と修には私が鳩原未来と仲が良かったって言ったじゃない？』

雨「！鳩原さん…」

『…高校で1年と2年一緒で、私は…仲良いと思ってて、結構二宮隊の隊室に遊びに行ったりしてたのね。…だけど、何も相談せずに「向こう」に行っちゃって。絶対連れ戻すんだって思って二宮さんのとこ行って無理矢理情報教えてもらったりしてさ』

修「！」

『……でも、ちょっと色々あってこっちを離れる訳にはいかない状況が続いちゃって。どこにいるかも分かんないし遠征ってなったらかなり長い旅になるから諦めたの。…でも、3人がもし遠征に行くことになったら心配だし遠征艇に張り付いてでもついて行っちゃうかも！』

修「そ、それは……」

空(…諦めた、ね)

木「A、ついたぞ」

『！ありがとう〜！！修も遊真もまた隊室来てね！千佳ちゃんもお菓子あげるからおいで！！じゃあまた〜！！』

バタンッ

修「Aさんは元気だ…」

雨「ふふ、優しいよね」

空「…明日明後日にでもお邪魔するか」

修「！ああ」