お見舞い ページ34
『お母さん、来たよ〜!!』
雪「母さん。この前は来れなくてごめんな」
母「……」
…今日は話せなさそうかな
「Aちゃん、冬夜くん。1人先生のところに行ってくれる?話があるから…」
雪「!俺が行きます。A、母さんに付いていてやってくれ」
『うん、分かった。お母さん、お花変えるね〜!』
…お医者様から話ってなんだろ……大変な事じゃないといいけど
雪「ぇ」
「君たちはまだ若い。Aさんも冬夜くんも大事な時期だろう。ボーダーとして立派にやっているのも知っている。お母さんもそれを分かっているから、もう」
雪「俺が、やります。俺はやれます。Aも母さんも俺が守る……だから、お願いします」
「……Aさんには」
雪「言いません」
ガラッ『!お兄ちゃん、おかえり。何の話だった??』
雪「入院料の話だったよ。母さん、調子はどう?」
母「……冬夜」
雪「…大丈夫。すぐ良くなるよ」
『?』
雪「これ見て、この前話してた鋼とカゲ。間に挟まってるAが死ぬほど可愛い」
『!?ちょ、いつ撮ったのこれ!!』
雪「他にもあるぞ、こっちはAの友達の国近さんが送ってくれたやつで『お兄ちゃん!?』」
母「冬夜…Aをよろしくね…」
『!お母さん…??』
雪「…大丈夫。母さんにもAにも、俺がいるよ」
村「A?大丈夫か??」
『え?あ…うん!!大丈夫大丈夫!』
村「今日、冬夜さんとお見舞いに行ってきたんだろう?何かあったのか…??」
『…ちょっとお母さんとお兄ちゃんの様子が変……?って言うか、何かおかしくて』
村「おかしい??」
『…お母さん、あまり話さないんだけどここ2連続で話してくれたの。体調は悪そうなんだけど…お兄ちゃんと真剣そうに話してた。……ちょっと違和感を感じて』
村「そうか…冬夜さんは何て?」
『特には何も。だから、大丈夫だとは思うんだけど』
村「そうか。……ランク戦、するか?息抜きになるかもしれない。次はカゲとだろ」
『!……うん!!』
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わをん - 更新頑張ってください。楽しみにしてます (2022年1月3日 0時) (レス) @page31 id: fa23c175aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜花 | 作成日時:2021年9月6日 18時