練習 ページ27
三(厳しく行く……って、言ってたはずだけど)
『凄い凄い、こんなに早く理解して貰えると思ってなかった!!』
修は別に技術力がないわけじゃないのか…となると、やっぱり実践積んだ方が良い……??いやでもでも、やっぱりまだちょっと動きがぎこちないし……
三「あの、もう少し厳しくしていただいても大丈夫です」
『え』
三「え?」
雪《Aは普通年下には甘いんだ。それでも厳しい方だぞ》
三「………え?!!く、空閑とはかなり、その…」
雪《あの時は遠征に行くのを止めるためにわざと実力差を感じさせたんだ。遊真はB級単体だと上位に確実に食い込むからな。…でもお前はそんな強さもなければチームの足でまといだろ。その辺のC級と変わらない》
『お兄ちゃん!!!怒るよ!?!』
雪《うっ》
『ごめんね、修…!!』
三「いえ、事実なので…」
『……遊真から聞いてるよ。作戦とか、マップ選択とか一生懸命考えてやってるんでしょ?それ、これまでの3戦でいかせてるから上位まで上がってこれたんだよ。自信持って良い』
三「!」
『ただ…遊真単騎で強いだけじゃ上位には通用しない。しかも次、東隊と影浦隊と……二宮隊だったよね。かなり、厳しい戦いになると思う。から…まぁ、今からはとりあえず私に弾を当てる練習から始めよう!』
三「っはい…!!」
空「おじゃまします」ウィーンッ
雪「…来たか」
空「オサムはAさんと?」
雪「ああ。…あのメガネを甘やかすなよ」
空「む?」
雪「俺は弱いやつが嫌いだ」
空「ふむ…でも、オサムも強くなるためにAさんのとこに来たんじゃないか?」
雪「!……」
空「オサムはそこまで弱くないよ、冬夜さん」
雪「…どうだかな」
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わをん - 更新頑張ってください。楽しみにしてます (2022年1月3日 0時) (レス) @page31 id: fa23c175aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜花 | 作成日時:2021年9月6日 18時