マップ ページ20
綾《B級ランク戦ROUND2 実況を務めます 綾辻です。 解説席には諏訪隊の諏訪隊長、そして玉狛第二の烏丸隊員にお越しいただいています!》
諏《おう、珍しいじゃねぇか京介》
烏《用事があったので本部に来てたんですよ。今回の試合……かなり、レベル高いですね》
諏《こんな試合誰が組んだんだ?マジでよ》
綾《今回のマップ選択権は雪平隊、既に「市街地D」を選んでいます。狙撃手対策でしょうか??》
烏《雪平隊には冬夜さんがいるのでそこまで狙撃は怖くないと思いますけどね》
諏《大通りにいる攻撃手を弾トリガーで一気に片付ける気じゃねぇか?ま、Aの場合スコーピオンでもバリバリ戦えっからな〜…単純に普段選ばないマップで戦ってみたかっただけかもしれねぇぞ》
綾《現時点でB級1位二宮隊、2位影浦隊、3位生駒隊、そしてA級から降格となった5位雪平隊の四つ巴!!転送開始!!》
『…お、良いトコだ』
綾《全部隊転送完了!マップ「市街地D」天候「暴風雨」時刻「夜」!!》
ザワッ!?!!!?!!
諏《っンだこの鬼畜設定!!!!》
烏《これは……スナイパーもアタッカーも全員モール内に入って来いってことですかね》
綾《確かにこれではモール内一択と考えられます!!そして…マップ選択者である雪平隊員の転送位置はモール1階!!バッグワームを身に着け、中に全員が入ってくるのを待つ模様!!》
諏《これまた前の勝ちパターンあるな。合成弾で1発ドカンと……雪平が考えそうなことだな》
『…視認出来たのは5階にカゲ、4階で今犬飼とゾエが撃ち合ってるかな?』
雪《てことは犬飼の隣のやつが辻だな》
『うん…あ、海くんとみんぐも3階から入ってきた。そろそろいい??』
雪《まだだ…少なくとも影浦と二宮は初手で殺りたい》
『サイドエフェクトが厄介なカゲは良いとして、お兄ちゃんニノさん嫌いだよねぇ』
雪《二宮はAの弾にかなり耐えるからな。初めに落としておいた方が楽だろ?》
『まぁ、確かに!』
雪《…!下から一人来る。消去法的に生駒だ、気をつけろ》
『了解、隠れるね』
…どんどんみんな削れて行ってる。早めに来てもらわないと困るんだけどな〜……
207人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わをん - 更新頑張ってください。楽しみにしてます (2022年1月3日 0時) (レス) @page31 id: fa23c175aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜花 | 作成日時:2021年9月6日 18時