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負けない ページ16

烏「何本目っすか??」



小「今32本目よ」



烏「頑張りますね、遊真。Aさん相手に1人は骨が折れますけど」



三「…凄く、強いと思うんですがAさんは隊員の中でNo.1じゃないんですよね…?」



小「Aは仲良い同年代くらいとしかランク戦しないからそうなだけで、太刀川並にランク戦してたら普通に1位でしょ」



雪「当たり前だ。ランク戦をあまりしなくてもこの前まで射手ランクは1位だった。アタッカーランクも4位…強くて可愛いとか最強じゃないか????」



木「暴走するな、冬夜。お前が殴り事件を起こしたせいでAの努力は水の泡だがな」



雪「………お前…言うなよそれは……あぁ、一つフォローをしておく。これでAが血も涙もないその辺のクソ女と同じだと思われたらたまったものじゃないからな。俺達の父親は遠征先で死んだ」



「「!!」」



雪「誰にでもそうだ。Aは弱い奴には絶対に遠征に行かせたがらない。仲間が死ぬのが怖いんだ、優しいからな。俺はお前たちが遠征を目指そうがどうしようがどうでもいい。だけど、Aがそれを拒みたいと言うなら俺は全力でそれに手を貸す。




雪平隊(俺たち)を倒してみろ。そうしなければ、遠征は無理だ」



三「っ…!!!」



ドンッ「「「!」」」



宇《1本!!》



『おー!やられちゃった!!』



空「39本目でやっと、か」



『どんどん読まれて行ったな〜…今度、スコーピオン同士でやろう!……遊真はやっぱり強い。隊長は…修??』



三「!はい」



『ちゃんとしっかり作戦を練って、しっかり遊真の戦闘力や千佳ちゃんのトリオンを活かせば上位までは来れるよ。…上位でランクを上げて行くのはまぁ、難しいと思うけど。頑張ってね、遠征に行けるように』



雪「帰るか」



『うん!じゃあまたね、みんな!!』



小「自由ね、ホント……」



『あはは、そこが売りだから!!』



バタンッ



木「…お前達、本当に悠長にしていられないぞ。A達を倒せないとかなりキツい」



空「…?AさんってA級じゃないの??」



小「この前降格になったのよ。だから、あんたたちはアレを越えていかないといけないわけ!!」



三「!!Aさんを…!?」



小「…ていうか、実際にランク戦で怖いのはAより冬夜さんなんだけど。強くなりなさいよ、今じゃ勝機ないわよ」





雪「強いな、遊真って子」



『うん、強い。でも…負けないかな』



雪「あぁ」

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わをん - 更新頑張ってください。楽しみにしてます (2022年1月3日 0時) (レス) @page31 id: fa23c175aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜花 | 作成日時:2021年9月6日 18時

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