A級9位「雪平隊」は兄妹チームらしい【WT】

先輩 ページ14

ギィッ『こんにちはーー！！！』



小「！A！！」パアッ



『桐絵〜！！来たよ！！！』



木「何だ、お前も来たのか」



雪「Aを送りにな。今日の晩飯くれよ」



木「良いぞ。昼は食べたのか？サンドイッチならあるが」



雪「食ったけどお前が作ったやつなら貰う」



烏「俺も手伝いましたよ」



雪「お、やるな。Aはどうする？？」



『私はお腹いっぱいだからいーや！！桐絵、新人くんたちのとこまで案内してよ！』



小「良いわよ！！冬夜さん、また後でね！」



雪「あぁ、Aを頼むよ」






小「修！A、来たわよ！！」バンッ



『やっほ〜！修、遊真！！』



三「！こんにちは…！！」



空「お、Aさんだ」



宇「Aさーん！どら焼きあるよ！」



『わ、やった！…っていうか、めちゃくちゃ可愛い子がいる……！？！もしや、修の隊の…！？』



三「！そうです。千佳、昨日言ってたAさんだ」



雨「！あ、雨取千佳です…！！」



『雪平Aです！向こうには私のお兄ちゃんの冬夜がいるんだけど…まぁ、お兄ちゃんはいっか！！』



小「あんたたち気をつけなさいよ、Aに近づきすぎた男は認められてないと殺られるわよ」



三「や！？！」



『そんなに怖くないと思うけど…まぁ何かされたら言ってね！！……っと、今もしかして作戦会議中だった？？』



宇「そうだよ！ステージ選定中でーす！！でもAさん来たし休憩だね。お茶いれるよ！」



『お、ありがと栞ちゃん！！それではさっそく…何から聞きたい？？ていうか何で遠征目指してるの？今回じゃないとダメなの？？急いでるよね、君たち』



三「…それは」



雨「わたしの兄とお友だちを助けに行きたいんです」



『なるほど、千佳ちゃんの…』



……雨取、ね。ニノさんは飛びつくだろうな



『遠征ね〜……別に遠征先って選べるわけじゃないし、危険なんだよ。それでも狙う？？』



三「はい！！」



小「もったいぶってないで教えてあげなさいよ！」



『え〜大事だよ、こういうの！……生半可な気持ちで行っても死ぬだけだから』



「「「！」」」



小「…A、」



『まぁ、本気だと思うし約束通り色々教えてあげよう！もしかしたら栞ちゃんとかから聞いてるかもだけど被りあったら許してね！』



…こんな子供が武器持って戦うもんだもんなぁ



……先輩として「現実」は見させておかないと。未来がある若者達を殺させる訳にはいかない

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