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雲「でもまあ、そいつが相手でもお前には勝てないと思うがな、ははは!」



雲おじさんに感謝を伝え、次はあの、師匠が凄い人たちに話を聞く


もう…雲おじさんってば、調子のいいことばっかり…


あれ、一人しかいない…?



パ「あれ、おまえの兄弟子は?」


良「化勃で拳を防ごうとしたら、鼻に直接当たってしまい、大量出血をしてしまいました。相手の選手も慌てて、
  どうして避けなかったのか聞いてきたのですが、もうすでに返事ができる状態ではなく…避けなかったのは…
  それが「霊山派」だとしか…ただまだ習得しきれていないだけで…」


『そんなに酷い怪我を…』


蛍「あなたの勝負は?」


良「怪我を負った兄弟子を帰港する船に乗せて戻ってきた時には、私の出番はすでに終わっていました…
  このことは私も師匠に言えません、きっとお怒りになられるでしょう……すみません、あなたたちに愚痴を
  漏らしてもしょうがないですね。私も今は混乱しておりますので、何かお聞きになられても、お答え
  できないかもしれません…」


パ「そっか…兄弟子が早くよくなるといいな。おまえも元気出せよ!」


良「はい、ありがとうございます…」



良子と離れ、これからどうするか相談する



パ「なんか…役に立つ情報はなかったな……北斗に聞いてみよう、なにか知ってるかもしれない」



北斗さんたちの方へ行くと、万葉から称賛の声をもらった



万「実にお見事、天晴(あっぱれ)であった。相手の動きに慣れるのに少々手こずり、苦戦を強いられていたでござるな。
  しかし迅速に態勢を立て直し、勝利を勝ち取った。これこそが最も称賛に値するでござる」


蛍「よく見てるね」


万「実は、耳で聞いたでござるよ、砂と呼吸の音を。
  しかし、この程度は造作もないこと、姉君にも分かっていたでござろう?」


北「はははっ、たしかにな。ただアタシは経験に頼ってるだけだが。あんたにとって、この武闘会は新鮮で
  良い体験になってるんじゃないか?」


蛍「確かに」



パ「ちょっと聞きたいんだけど、決勝の相手ってどんなやつなんだ?準決勝の人より強いのか?」


北「そうでもない。ただ決勝に進出したヤツは「強い」といよりも、突出した能力を持っている。
  彼は「速い」。身のこなしに長けている。それに一目で分かるほど豊富な実践経験を持っている」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月14日 21時

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