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飛びながらトワリンを攻撃する
弓の一撃が入ると、トワリンはダウンし、倒れ込む
ｳｪ「チャンスだ！狙いは首の穢れた血の塊だよ！」
トワリンの上によじ登り、首のツノを攻撃する
攻撃すると痛かったのか、トワリンが首を振り、雄叫びを上げながら下の渦に落ちていってしまった
けれど周りの風が強かったのと、今の戦闘の衝撃で足場はもうボロボロだ
パ「ここもうすぐに崩れそうだ！」
そういうと、近くにあった石の柱が倒れ、その衝撃がこちらに向かってくる
地面に亀裂が入り、その亀裂で吹き飛ばされそうになる
みんな、なんとか大きな石板に手をかけ、落ちるのを防ごうとするが周りの暴風のせいで渦の中の落ちてしまう
『わあぁぁ！』
パ「マズいぞ！」
蛍「ック！」
するとどこからか雄叫びが聞こえる
そこで意識は途切れた
そしてどれくらい気絶していたのだろうか
次に目が覚めたら、目の前には綺麗な青空が広がっていた
気づくとトワリンの背中の上だった
ｳｪ「こういう風に一緒に飛ぶのは久しぶりだね、トワリン」
ト「さきほど、何故…昔のように、我に「守れ」と命令しなかった…」
ｳｪ「君にアビスの言いなりになってほしくなかった。でもだからと言って、ボクの命令に従ってほしいわけでも
ない。神に命じられた「自由」は、ある意味「不自由」だろう」
そう言うと、ウェンティは緑の光の球を出し、それはトワリンの中に入っていった
入っていくとトワリンは緑色に光る
とても綺麗…
ト「これは…風神眷属の力か？しかし、我はもう「四風守護」ではない」
ｳｪ「肩書きがなくても、君はボクたちを守ってくれたじゃないか？
これからはボクの祝福と共に、もっと自由に飛ぶといい」
そして、モンドに降り立つ
〜その後〜
ジンside
モンドの龍災は、これで一件落着だ
私は騎士団を代表して、市民たちの誤解を解き
事件が解決したことを知らせる
しかし、「風魔龍」が前触れもなくモンドを襲い、その後行方をくらましたことは
きっと市民たちの心に多くの疑問と不安を残すだろう
風神像の手のひらでウェンティが答える
ｳｪ「ううん、大丈夫。風向きは変わるものだからね。
いつかそれも、光差す方へと吹いてくれるはずだよ」
モンドを吹き抜ける、優しい
鳥籠から飛び出した鳥のように———
魔神任務 序章第三幕 龍と自由の歌 エピローグ〜風が止んだ後に〜→←section 3
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ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます！とっても嬉しいです！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月7日 22時
