検索窓
今日:23 hit、昨日:5 hit、合計:41,247 hit

section 6 ページ47

『(ディルックさんは西風騎士団のことをあまり良いように思ってないんだね…)』


ウェ「ディルックは西風騎士団が好きじゃないみたいだね」


『(ウェ、ウェンティ!?そ、そんなどストレートに!?)』


デ「目指す道が違うだけだ。モンドに対して、僕は僕なりの期待を持っている…それで質問に答えてもらう。
  なぜ天空のライアーを盗もうとした?」


ウェ「本当に知りたいの?騎士団関連のトラブルに巻き込まれるかもしれないよ?」


デ「ふん、トラブルは怖くないさ。僕自身が、その騎士団にとってトラブルの種だからね」


ウェ「じゃあ、真実の物語を演奏したら、信じてくれる?」


デ「状況次第で判断する」


ウェ「じゃあ———演奏のお代はくれるかい?」


デ「報酬は5モラから天空のライアー、君の物語次第だ」


ウェ「いいね。もう一曲追加しようか———」



[ボクが話すは古の始まり…龍は自ら答えを探し…召喚に応じ…悪龍と殺戮に舞う…毒血を飲み眠りに落ちる…
 蘇りし時、知るものは誰一人いない]



デ「先ほどの叙事詩は、一体…これは重大な秘密のはずだ、なぜ僕に見せた?」


ウェ「なぜだろうね?うん、風向きが変わろうとしてるからだろうね。
  ———どうかな?ディルック?」


デ「面白い。少し時間をくれ。情報をまとめよう…異邦人、君たちは騎士団の肩書きがあるから疑われていない。
  指名手配には金髪とフードを被った者としか書かれていないから、金髪の君は大丈夫だろうが君は危ない
  な」



『うーん……(ティート、フードをとってもいいと思う?)』


“微妙じゃな。まあ、髪で隠れておるから大丈夫じゃとは思うが…”


『(でもここですぐに取らないと不信度が上がるよね?今も怪しまれてるもん…)』


“まあいいじゃろう”



『わかりました。フードを取った方がいいですね』



パサ



デ「ほう…珍しい髪色だな…そのような髪色は今まで見たことがない…」


『ど、どうも…( ◠ ◡ ◠;)』



『(騎士団に行くときは被ればいいよね…?)』



“そうじゃな。代理団長殿の前では取っておらんからな。部屋の前で被るくらいがいいじゃろう”


『(そうだね)』




デ「しかし、吟遊詩人…君は酒場から出ない方がいい」


ウェ「それなら問題ないさ!ボクは酒場が大好きだからね」


デ「……では夜、酒場の営業が終わった後、ここで合流しよう」

3話 暗影を追いかける〜紛失した涙〜→←section 5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
設定タグ:原神 , 空蛍 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。