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兵「あっ、ディルック様、泥棒を見かけませんでした？」
デ「何があったんだ？こんなに人を出して」
兵「ディルック様はご存知ないのですか？泥棒３人が、天空のライアーを盗もうとしたんです！」
デ「ほう？それは珍しい」
兵「ええ、天空のライアーは風神様の宝物、これほど貴重な文化財を———」
デ「金にならないものを盗むバカがいるとはな、うちの酒蔵を狙った方がまだ儲かると思うが」
兵「……」
デ「ああ、話が逸れたな。金髪とフードを被ったやつと緑色の3人はあっちに行ったようだ」
兵「かしこまりました。ディルック様、ありがとうございます！」
そう言うと、２人の兵士は出て行った
それを確認してから、一階に降りてみると、ウェンティがお酒を選んでいる
ｳｪ「今日はどれにしようかな…」
デ「カウンターから取った酒を置け」
ｳｪ「…冷たいのでいいかな」
デ「そろそろ、僕の質問に答えてもらおうか」
ｳｪ「まずは飲ませてよ、ちゃんと払うからさ…僕の詩で」
デ「金の問題ではない。それに、君はまだ酒を飲める歳ではないだろう」
ｳｪ「それなら安心して、ボクが酒を嗜み始めたのは、君がまだ———」
蛍「まずはこちらの質問に答えてほしい」
『この人は誰？』
ｳｪ「うん？この人は誰かって？こちらはディルック、酒場のオーナーの…そのさらに上のオーナーだ。
彼は有名人だよ。ちなみに、ボクは彼のワイナリーの
いつもはグラス売りでしか買えないけどね」
デ「衛兵から泥棒の話を聞いた。先に言っておくと、天空のライアーを盗む度胸は気に入った。
君たちがバカだとしても、かなり珍しいタイプのバカだ」
パ「盗んでない、真犯人は他にいるぞ！」
ｳｪ「こちらは騎士団のスーパールーキーたちだよ、モンドの聖遺物を盗むなんてありえないよ？」
デ「スーパールーキー…？ああ、君たちが。君たちは、あの吟遊詩人と仲が良いのか？」
蛍「そんなには」
『一回演奏を聴いただけ』
デ「ふむ…旅人の君たちが、モンドの危機を救ってくれたとは。君たちのような人材が騎士団に入るなど、
もったいない。西風騎士団は…風魔龍の件に関してずっと臆病で、それでいて効率も悪い。
外交官も「ファデュイ」に対して弱い上に保守的だ。
ちっ…いい。この話はしたくないんだ」
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします！ (2022年8月15日 14時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます！！語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません！(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください！ (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月3日 5時
