section 11 ページ39
地上に降り、びっくりして、足がすくんでしまった
『……ぇ…』
辺りを見回すとティートとウェンティしかいなかった
驚いて状況整理をしていると奥からお姉ちゃんとパイモンが走ってきた
蛍「A！大丈夫？」
『…う、うん…なんとも、ない…』
パ「おい！どういうことだよ！なんでAがこんなところまで飛ばされないといけないんだよ！」
『え？飛ばされた…？』
パ「お前、何言ってるんだ？あの英雄の象徴からここまで飛ばされたんだろ？」
『え？』
パイモンが指を指す方向をみると英雄の象徴が微かに見えた
随分遠くまで飛ばされたようだ
ｳｪ「うーん…ボクもまさかここまでとは思ってなかったよ」
蛍「思ってなかったってどういうこと？」
ｳｪ「君の中に膨大な魔力があるのはわかってたんだけど…ここまで大きいとは思ってなかったんだ」
パ「膨大な魔力？」
〔つまり、神の目とコイツの中にある神の目が共鳴して魔力が溢れ出したということじゃろう？〕
ｳｪ「せ〜いか〜い！」
『？、私の中の神の目…？』
ｳｪ「知らない？君のその瞳は神の目とちょっと違うけど性質は同じなんだよ」
『え！？』
パ「じゃあコイツが色々魔力を精密に扱えるのもそういうことなのか？」
ｳｪ「そういうことだろうね」
『どうすればいいの？ウェンティ助けてくれるって…！もしかして神の目で助けようと…？』
ｳｪ「いいや、神の目を渡したのは君の魔力を見てみたかったからさ。ちゃんと方法はある。
少なくとも蛍と同じくらいの魔力量にすることはできるよ」
〔ﾌﾑ…それはどうやるのじゃ？〕
ｳｪ「ジャジャーン！はい、これ！」
今度は綺麗なひし形のネックレスを渡してきた
ｳｪ「これは魔力を一部封印することができるもの。君くらいの魔力量なら半分くらい、でも魔眼の能力も半減する
から気をつけてね。これを使う人は少ないから使い方はあまり知られてないんだ」
『とっても綺麗…』
ｳｪ「でしょ？これを付けているだけで封印できるんだ。これで怪物に襲われる頻度も減ると思うよ」
『へぇ〜』
ｳｪ「服の中に隠しておきな。見つかると面倒なことになるからね」
『そうなの？』
ｳｪ「そうだよ！隠してることがバレて利用されるかもしれないじゃないか！」
『魔力を…』
ｳｪ「そ、とりあえずちゃんと隠すんだよ？」
『わかった。大事にする。お姉ちゃんのためにも…！』
ｳｪ「よろしい」
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします！ (2022年8月15日 14時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます！！語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません！(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください！ (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月3日 5時
