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〔余計に教えるわけないじゃろう?〕


ウェ「え〜…ケチ〜!」


〔うるさい。小童が〕


ウェ「君は随分のお婆ちゃんだからね〜(笑)」


〔妾の5分の1しか生きておらんやつが〕


ウェ「歳は関係ないじゃん〜」


〔はぁ…それで、なんじゃ?〕


ウェ「さっすが、わかってるね〜。
だ・か・ら〜!君のお姫様は今世はどんな能力なんだい?」


〔それを教えてこちら側にメリットがあるのか?〕


ウェ「もっちろん♪君のお姫様を助けてあげる♪」


『助ける…?』


ウェ「ああ。君の力は世界から狙われるほどだからね。ボクが(あっち)の動きを教えてその力を隠す方法を
  教えてあげるよ」


〔ほう…〕


ウェ「どう?いい条件でしょ?」


〔フム……はぁ……コイツは「本質を見抜く力」じゃ〕


ウェ「本質?」


『ちょっ…!ティート!ティートがダメって言ったんじゃない!』


〔妾は今、賭けをしておる。黙って見とれい〕


『!……うん、わかった…』




〔本質とは嘘などを見抜く能力じゃ。それが色で見えておる〕


ウェ「色で嘘も感情も読めると言うことかい?」


〔その通りじゃな〕


ウェ「!…今までは世界を創るものだったと聞いたけど…だいぶ変わったんだね」


〔ああ、世界の理を捻じ曲げに来ておるな〕


ウェ「フム……それは相当危ない能力だね。向こうの出方も積極的になってくると思うよ。
  精神に干渉できるなんて異常だからね…」


〔そうじゃろうな。だから契約を結んだ〕


ウェ「おや、あの君が人間と契約をするなんて意外だね」


〔妾の使命を守るためじゃからな〕


ウェ「ふふ、君らしい答えだね」


〔ふん…〕


『………』




パ「待て待て、全然話についていけないぞ」



〔おお、あの生き物ではないか、久しいのう〕



パ「オイラはパイモンだ!」


『大丈夫よ。パイモン、ティートは人の名前を覚えるのが得意じゃなくて…』


パ「それより!世界の理を捻じ曲げるってなんだ?世界を創るってどういうことだよ!」



〔フム…そこからか。ではソナタらには一つ、昔話をしようではないか〕


パ「昔話?」


〔そうじゃ。
  これは、一万年も前の話———〕

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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時

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