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『(随分詳しいんだなぁ。ティートも何か知ってる？)』
“………”
『(…あれ？ティートからの返事が返ってこない…いつも中にいる時は色々教えてくれるのに…どうしたんだろ？)』
ｳｪ「どうして、風神のことを？トワリンのせいかい？」
パ「それは…「神」のことだから…」
蛍「風魔龍の過去を教えてもらったから」
ｳｪ「ふーん。そういえばみんなは「風魔龍」のことをどう思ってるんだい？」
『どう思っているか……』
ｳｪ「まあ、そんなに急いで教えてもらわなくてもいいよ。それよりボクは君の方が気になるからね」
ウェンティは意味深な笑みを浮かべて私を指差す
『え…私？』
ｳｪ「そう、君」
『お、教えるって…何を？』
ｳｪ「君の秘密♪」
『えっ…？』
ｳｪ「でも、一つわかるのは…君の左目に星の加護が授けられていること…くらいかな」
ウェンティがまたこちらに歩いてきて左目の付近を右手の親指でなぞる
私は焦った
この人に秘密がバレてしまっているのではないか、何か失言をしてしまったのではないか、と
けれどすぐに満面の笑みに戻って
ｳｪ「あははっ！なんてね♪」
私はホッとした
この人は私に鎌をかけていただけで、確信があったわけ言ったわけではないということに安心した
でもそのあと、ティートのことくらいは教えてもいいのではないか、と思ってしまった
けれど、今日はウェンティが現れてから全然喋らなくなってしまった。調子が悪いのだろうか
今まで一緒に過ごしてきた中でそう言うことがなかったので少し心配になった
私は胸に少し手を当てて
『ﾎﾞｿ ティート、どうかした？』
“何がじゃ？”
『ﾎﾞｿ いや、いきなり喋らなくなったなー…って』
“いや…今は面倒くさいやつがおるからのう”
『？ ﾎﾞｿ ウェンティのこと？』
“そうじゃ。あやつは、ちと面倒でな…ということだからな、今は喋りかけるんじゃない…では妾は眠る。起こすん
じゃないぞ……ふぁ〜…”
『あ、うん…』
蛍「どうしたの？」
『ティートに寝るから起こすなって怒られちゃった』
蛍「ふふっ、そうなのね。でも今はどこにいるの？出てきていないじゃない」
『いつもは私の中にいるの』
蛍「へぇ〜、そうなの…」
『そうだよ』
ｳｪ「ティートって？」
ウェンティがいきなり顔をひょこっと出してきた
『わぁっ！』
蛍「びっくりした…」
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします！ (2022年8月15日 14時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます！！語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません！(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください！ (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月3日 5時
