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section 5 ページ32

?「おや、君たちは…ふーん…あっ!あの時、トワリンを驚かした人たちだ」


パ「トワリン?」


蛍「風魔龍の名前だよ」


『忘れたの?リサさんが言ってたお話…』


パ「むむ…あっ!思い出したぞ!でも、普通の人は「風魔龍」って呼ばないか?なんで名前を…仲いいのか?」


?「さあね」


パ「おい、蛍、A。こいつなんか怪しいぞ…」





?「A?」




にこやかに笑っていた緑に人がいきなり

驚いたような「まさか」と言わんばかりの顔をしていた

その表情にパイモンも驚いたようで、動揺しながら




パ「あ、ああ、こいつの名前はAだ」


『うん…』


?「!……懐かしいね……久しぶり」




緑の人が近づいてきて

右手で優しく左頬を撫でる




『えっ?』


パ「A、こいつと面識あるのか?」


『いやいやないない!初めましてだよ?』


?「ああ、そっか。君は忘れちゃってるんだもんね」


『?』


蛍「あの、名前を教えてくれないかな?」


?「ボクは吟遊詩人、ウェンティさ」


『ウェンティ…?』


ウェ「そう!もっと正確に言えば、「モンド城で一番愛される吟遊詩人」を三期連続で優勝したウェンティだよ。
  ボクに何かご用かな?」


パ「オイラたちがわかるなら、これ以上説明する必要もないよな?もちろん、風魔龍の件だ」


ウェ「う〜ん?」


パ「おい!記憶喪失のフリはやめろ!蛍、A、あれを見せるか」


『うん、わかった。ちょっと待ってね』




お姉ちゃんとは半分半分で持っていた

お姉ちゃんは物をよく無くすから半分が無くしても大丈夫なようにそうしている


そして、さっきのトワリンのなm……コホン、不思議な結晶をウェンティに見せた




ウェ「おや、これは———」


パ「あれ?結晶が浄化されてる?いつの間に?」


『前まで濁ってたんだけど…』


蛍「いつの間にかこうなってた」


ウェ「これはトワリンが…風魔龍が苦しんで流した涙だ」


『!』


パ「涙…」


ウェ「優しい子だったのに、今はこんな風に悲しみ、怒りに満ち溢れている…ボクも涙の結晶を持ってるんだ。浄化を
  お願いできるかな?」


『う、うん…』


蛍「わかった」




ウェンティからもらった涙の結晶を受け取り、

手のひらに乗せたまま目を瞑り、浄化されるよう祈ると

内側から出ていた赤の光がやがて、青の光へと変わった



お姉ちゃんはお姉ちゃんが持っているだけで涙の結晶が浄化されていった




パ「え———」

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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時

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