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section 8 ページ26

ア「そうだ。次の飛行大会にはあんたたちもエントリーしておくから!
  私のスピードについてこれる人がいなくて退屈だったの」


蛍「いいよ。勝たせてもらう」


『次はアンバーも優勝できない!』


ア「へえ?言ってくれるね。ふふ…どうやら、まだ飛行大会の恐ろしさを知らないみたい…じゃあ私に負けるまで、
  合法的に、自由に、楽しく飛んでね。飛行規則は守るんだよ!免許停止なんてダメだからね…」


パ「アンバーに言われても、説得力ないな…」


『でも絶対に負けないんだから…!』






私たちはアンバーに宣戦布告をして、大聖堂を出た


出たら特に何をするかも決めていないので、適当にふらふらしていた



ふらふらしていてもモンドはとても楽しいものだった


あちこちから聞こえてくる音楽、そして風に乗って香る花々の良い香り…街を適当に歩いていたって飽きることは
ないだろう


その日は3人で、ギルドで依頼を受け、その報酬で適当に買い物をすることした


パイモンは食料を大量に買い込んでたけど…今お金ないんだって〜…



その日はとても充実した1日だった



怪鳥も無事捕まり、飛行免許をもらい、たくさんの食料と花や日用品なんかも買った



結構出費が激しかったけどね…なんとか宿代は残ってて良かった


広い宿を借りて、ベッドダイブをする



お姉ちゃんに「シーツが汚れるから先お風呂入って」と怒られてしまったので渋々お風呂に行き、すぐに寝てしまった


モンドの夜は静かだった





鳥の鳴く声がし、風寄って歌が流れてくる












?「あははっ……君たちに会えるのを楽しみにしているよ———」











夜の風は歌を運び、鳥のゆりかごを揺らす


風車アスターは種子を遠くまで飛ばし、風車は変わらず動き続ける




世界はそう成り立っている




私たちも何変わらずの日々を過ごすが、それは当たり前ではない


いつか終わるかもしれないこの当たり前を、簡単に捨ててはそれこそ薄情というものだろう









ずっと…ずっと変わらず、みんなと笑っていられるように…









時は止まらない、止まるのはいつも自分だけ…だから



















———明日も歩き、幸せのために戦い続ける

魔神任務 序章第二幕 涙のない明日のために 陰の下のモンド〜風の導くままに〜→←section 7



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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時

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