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ア「風の翼のコツが分かってきたみたいだね。じゃあ最後のテストを始めよっか」
パ「まあ、このルートは一回飛んでるからな…」
ア「このテストに合格したら飛行免許をあげるよ。じゃあ、飛行免許に向けて、レッツ…」
蛍・パ「「『…ゴー!』」」
バサバサバサバサ
兵「おーい!そこの飛んでる人たちー!降りてきてくれ!」
『?』
下の人に話しかけられ疑問を持ち、下に降りていく
ヒュー…
兵「西風騎士団だ。今いいか?」
パ「えっ、何かしたか!?」
兵「飛行免許を見せてくれる?」
蛍「ひ、飛行免許は…」
兵「免許なしか、モンドの治安管理法第7条12項に従い、騎士団まで来てもらおう!君たちには黙秘権がある
が、君の言葉は全て風が覚えている」
『えぇ…?』
ア「待って!今、飛行免許のテスト中なの」
兵「あっ、そうだったのか…このタイミングでテストとは、間が悪いな」
ア「何かあったの?」
兵「「怪鳥」が風の翼で逃げていったと、修道女から通報があってね。だから、君たちもヤツらの仲間かと思った
んだ」
パ「怪鳥?誰だそいつ?」
兵「モンドの犯罪者だ。いつも風の翼を持って犯行に及ぶから、「怪鳥」の名がついた」
ア「そいつって、そんなに飛ぶのが速いの?」
兵「ああ、非常に速い。今回、教会のとある文化財を餌におびき寄せたんだが…まんまと逃げられてね。修道女たち
が文化財に風元素で目印をつけてくれてたんだが、あまりにも速くて、その痕跡を辿っても追いつけない
んだ」
ア「飛行のプロか。なら、このアンバーの出番だね!どこへ逃げたのか分かる?」
兵「最後に目撃したのは清泉町周辺だけど、もう時間が経ってるからね…」
ア「安心して!ちょうど蛍とAもいるし、その怪鳥を捕まえてあげる!」
蛍「わかった」
『じゃあ飛行免許は…?』
ア「怪鳥を捕まえたら、直接発行して———コホン…ジンさんには説明してあげるから」
——————
ア「この先の清泉町に「怪鳥」の手がかりがあるはずだよ。怪鳥が盗んだ物には風元素で目印がついてるから…」
パ「元素視覚でこの辺りを探してみよう」
道端に折れた木の枝が落ちている
パ「ん?なんだこれ?」
ア「折れた木の枝に見えるね」
パ「風の翼の骨かもしれない!もしや…」
ア「元素の痕跡がないみたい。うん…ただの枝だね」
もっと離れたところに元素の痕跡を見つけた
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時