原神〜2人の姫と1人の王子〜 I

section 4 ページ15

ガ「神殿での戦いは勉強になったぜ」


蛍「こちらこそです」


『過大評価しすぎですよ』


ガ「はははっ、騎士の「謙虚さ」も兼ね備えてるとはな！お前らがモンドを救う雄姿、きっと自由の都の新たな
　 伝説になる。
　 それにお前らは相性が良いな。コンビネーションは完璧だった」


『え？』


蛍「多分、今まで一緒にたくさんの戦場をくぐり抜けてきたから」


『私もそう思います。慣れてるんだと思います』


ガ「そうか。それは良いことだな。実践で使える。
　 それと俺は騎士団本部にいるから、暇な時いつでも来てくれ。そうだ…いい酒場を知ってるから、そこでも
　 いいぞ？」




〜しばらく歩く〜




ガイアさんは私たちの前を歩き、いきなり止まった

止まって体の埃を払いながら




ガ「何とか収穫はあった、だろ？」


パ「風魔龍から遺跡を１つ奪うことに成功したな」


ガ「ここからは俺の後片付けの時間だ。他に用があるなら先に戻っていいぞ」


パ「じゃあ、お先！」


『お先に失礼します』




ガイアさんは私たちに手を振り、私たちはそこを後にした





ガイアside




ガ「ヒルチャールの知能で、奇襲なんて思いつくわけがないと思っていたが」




物陰から知らない仮面を被り、浮いた、ふわふわしたものが出てきた




？「ふーん……ハッハッハッハ」


ガ「お前らの仕業だったんだな」


？「Gohus, Chiso Vongh」




そう魔術師らしき人が唱えると、辺りの地面にに氷が張った

するとそれを確認したかのように奥から螺旋の炎がこちらに向かってきていた

炎は魔術師に向かっていき、その中には１人の赤髪の男性がいた

その男性は魔術師の顔を掴み、地面に叩きつけた

魔術師は跳ねた反動で壁に激突



その魔術師が体制を立て直す前に赤髪の男性が切りかかった

魔術師は杖で受け身を取り、

上に跳ね上げられ、下に切り落とされ、壁に頭を強打して死んだ




？「騎士団は、仕事の効率が悪すぎる」




パチパチパチ




ガ「問題ない。お陰でお前も巻き込めたんだ、こっからもっと面白くなる」





〜Aside〜




神殿から出ると、リサさんがいたので気になって話しかけることした




リ「あら、可愛い子ちゃんたち。危ないのに手伝ってくれるなんて、感激だわ。何かわからないことがあったら、
　 お姉さんに聞いてちょうだい」


蛍「どうして図書館司書が遺跡に…？」

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