3話 昔日の風〜本の中の静電気〜 ページ12
ガチャ
パ「これからの冒険はますます危険になるかもしれないからな。まず準備をしておこう。モンドの鍛冶屋に行って
みようか」
『私は別行動しても良い?』
蛍「どうして?何かあったの?」
『ううん、別にそういうわけじゃないんだけど、この前の戦いで槍が折れちゃって…だから見にいこうと思うの。
それにティートもいるから大丈夫だよ』
〔妾に任せよ〕
蛍「わかった。じゃあまた後でね」
『うん!』
準備が終わり合流する
蛍「アンバー」
ア「ここが放棄された四風守護の神殿の1つだよ。この神殿が放棄されたのは何年も前でね、モンドの人でも
滅多にここには来ないの。だから、中は獣やヒルチャールの巣窟になってるかもしれないね。
はぁ…風魔龍でさえ自分の神殿を捨てたほどだし…」
蛍「「自分の神殿」って?」
ア「あっ…えっと、実はね…私もショックなんだけど…風魔龍はかつて「四風守護」の1つとして数えられていたの」
『えっ?』
ア「この話は置いておいて、どう?何か感じた?ここの「風」、少し変わってる。中に入ってみよう、蛍、A、
気をつけて、龍の力が影響を及ぼしているから」
キィィン、ガチャン
ア「あの操作台を使えば、扉が開くよ」
『へぇ…』
ゴォォ、ガチャ
ア「見えた…神殿の最深部だ!」
〜しばらく戦い、奥に少しずつ進んだ〜
ブォォォ
ア「まずい!角笛の音!」
『えっ??』
ア「きっと、さっきの戦闘のせいで気づかれたんだ」
「イヤッー!イヤッー!」
『……ッフ…ハッ!』
蛍「…ック…ヤアッ!」
ア「でも…こういう状況に陥った時のために秘密兵器を用意してきたの。その名も、爆弾人形《ウサギ伯爵》!」
『ッハッ!…ヤァ!』
「イー…」
『ッハァハァ……ッヤ!』
蛍「A!後ろ!」
『え…?』
“危なっかしいやつじゃのう……仕方ない、少しだけじゃぞ”
パァン!
いきなり私の体を包むように私の足元に結界が現れ、私を襲うたくさんのヒルチャールは弾かれた
『ありがとう。ティート!』
“うむ”
ア「え?今、何が起こt…」
『後で説明するから!今は戦いに集中して!』
ア「わ、わかった!」
〜しばらく〜
ア「あれって…火薬が詰まったタルだよね?うん…矢で打てば起爆できると思う!」
パシュッ、ドン!ドン!ドン!
『わぁ…』
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします! (2022年8月15日 14時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます!!語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません!(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください! (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します!面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月3日 5時