序章 ページ2
パ「つまりお前たちは世界の外から漂流してきたのか？
おまえたちがそこから離れて次の世界に行こうとした時、見たこともない神がおまえたちの前に現れたと？」
—————————
？「余所者、おまえたちの旅はここで終わりだ———」
蛍「！、誰っ！？」
？「この天理の調停者がここで人の子の驕りに終焉を」
「「『！？』」」
蛍「フッ！」
空「ッ！」
『ハァ！』
？「フン…」
天理の調停者と名乗る者が手を伸ばすと
私たちの方に向かって何かが伸びてくる
それが何かはわからなかった
けれど私たちを捕まえようとしているのはわかった
私たちはそれぞれ武器を出し、逃げつつも反撃する
3人で一気に畳みかけると
天理の調停者が武器を押さえ、小さく笑うとまた捕まえようと不思議なものを伸ばした
私とお姉ちゃんはそれに気づき逃げることができた
けれどお兄ちゃんは逃げ遅れ…
蛍「空！」
お兄ちゃんが何かに飲み込まれ、天理の調停者に吸収された
蛍「！」
『お姉ちゃん！』
お姉ちゃんが怒りに溢れ、調停者の後ろに回り込み、攻撃しようとすると…
ボンッ！！
と爆発した
爆発でお姉ちゃんがお兄ちゃんが入った箱みたいなのを取ろうとする手を止められ、お姉ちゃんも飲み込まれた
『待って！どうするつもり！』
蛍「よくも私たちのお兄ちゃんを———」
こうして、見知らぬ神が、私とAの兄、空を連れ去っていった
そして、私だけ神に封印され、本来の力を失いことになる
数多の世界を乗り越えてきた私たちは、ここで囚われの身となった…
—————————
蛍「果たしてそれから何年経ったのか私にはもうわからない。でも、いずれ必ず突き止めてみせる」
『目覚めてからずっとお姉ちゃんと彷徨ってた。２ヶ月前、あなたと出会うまで…』
パ「おう！あの時お前らがいなかったら、オイラはもうとっくに溺れ死んでたからな…だからオイラも案内役、
頑張るぜ！」
〔妾もお主たちを助けようぞ〕
『ありがとう。ティート(^^)』
パ「………」
『あれ？どうしたの？パイモン。そんなに驚いた顔して…』
パ「……キ…」
『キ？』
パ「キツネが喋ったぁ！？」
〔妾はキツネではない。誇り高き、か……〕
パ「か…？」
〔ｺﾎﾝ…誇り高きフェネックじゃぞ〕
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ゆっきーぷ - 質問やリクエストなどがありましたら是非よろしくお願いします！ (2022年8月15日 14時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきーぷ - まりなさん» 初コメありがとうございます！！語彙力があるって生まれて初めて言われたかもしれません！(笑)。夢主ちゃんの今後の展開を楽しみのしていてください！ (2022年8月9日 9時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - 初コメ失礼します！面白くて一気読みしちゃいました!夢主ちゃんの力がどんなふうになっていくか楽しみです。それと、その語彙力ください!!! (2022年8月8日 22時) (レス) @page50 id: a59eb9fed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月3日 5時
