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?「それから君たち、さっき渡されたその住所は偽物だ。こいつらは人を騙して自分たちの
縄張りに行かせるために、あちこちで「物」の情報を提供できると
そこに着いたら最後、彼らは君が「物」を買いたがっている証拠を盾に取って、持ち金を全部渡せと言う
んだ」
どうやら図星だったらしく、二人は怒り始める
「黙れアルハイゼン!いつもオレたちの商売を邪魔しやがって、一体どういうつもりだ!?」
へぇ、この人アルハイゼンって言うんだ…それに「いつも」ってことは今日が初対面ってことじゃないらしい…
ア「何度も言ったはずだが———君たちのボスと交渉したい」
「うちのボスも言ったはずだが?てめぇと交渉なんかしねぇってな!」
ア「確かに前はそう言っていたが、これからもそう思い続けるとは限らないだろう」
「言っておいてやるが…オレらに手を出させるな!普段オレらは教令院のやつらに乱暴な真似なんざしない、
収めるのが面倒だからな。でもてめぇみたいな気狂いに対してなら、話は別だ」
でも、この人も相当強いからね、多分アフ…なんとか旅団の人たち数人が束にならないと厳しい相手だよ、このアルハイゼンって人と戦うなら…
ア「「武力対談」が君たちの答えなら、いいだろう…俺は受けて立つ。魔神たちだって、戦争でテイワットの帰属を
決めたのだから。
だが、もし対話の道が見つからないのなら、俺がこれからすることは君たちの商売を邪魔するだけで
済むようなことじゃない。
君たちエルマイト旅団は面目を失うことになる———君たちが、それを大切にしているのは知っている。
もし俺が行動を起こせば、君たちのボスは自ら俺に会いにくると確信できる。だがその時には、もう
取り戻せないこともあるだろう。
それから一つアドバイスがある———今日ここで起きたことはボスに正直に伝えておいたほうがいい。
後になって、君がちゃんと報告しなかったからだと責められないようにな」
「なんだと———」
エルマイト旅団の人は殴りかかるが、その前にアルハイゼンは話を続ける
ア「よく考えてみるといい。俺が今まで言っていたことの中で、果たさなかったことがあるか?」
「兄貴…この気狂いが…」
「分かった…てめぇが本気で死にてぇのなら、一週間後の午後四時、ファロス灯台の前の
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年12月18日 23時